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習字の時間の思い出。ギラファと僕。そして花丸をくれた先生への感謝の話

おたくま経済新聞 / 2017年10月11日 18時7分

習字の時間の思い出。ギラファと僕。そして花丸をくれた先生への感謝の話

しろまんた‏さん @mashiron1020より。

授業中の作業の時に先生の指示通りにやらずに自由奔放にやり始めてしまう子。小学生の頃、クラスに一人はいたような気がします。図工の時間に教科書に載っているものを作るはずが全く違うものを作り上げてしまったり、体育の授業で逆上がりするところを連続回りしていたり。そんなちょっとユニークな子だったらしい、あるツイッターユーザの思い出が話題となっています。

漫画家のしろまんたさんが小学3年生頃の話を描いた漫画では授業参観での出来事が語られています。
授業参観日の授業は習字でした。その習字の授業で「今回の授業では『日』を書いてね」という先生の指示に従って元気良くお返事をするクラスメートたち。「僕」(当時8歳)はそのお返事の中一人ぼーっと半紙に筆で何か書いていました。

「全く人の話を聞かない僕は何を血迷ったのか」クラスメートたちが先生の言うとおりに字を書いているなか何やら力作をかいていた模様。
「できたー」と満足げな「僕」が手にしているのは
……半紙いっぱいに描かれた、ギラファノコギリクワガタ。

「めちゃくちゃ馬鹿にされたりネタにされましたが 僕のギラファに花まるを付けてくれた先生、ありがとうございました」
と、半紙いっぱいに花まるを付けて他の習字の作品と一緒に掲示されたギラファノコギリクワガタの絵が最後のコマに来ていました。
ちなみに漫画に使われている画像は、しろまんたさんのお父さんが撮影されたものとの事。




この投稿に対して、先生の対応が素晴らしいという反応とギラファ上手い!というムシキング勢の反応が続々。

授業中、みんなと同じようにやらないと大概は注意されるかと思います。なかなか注意せずに見守る事も難しい気がします。
筆者にも子供がおり、授業参観でちゃんと授業を受けているのを見るとホッとしますがクラスに一人はいる、他のことに気をとられそわそわしている子をみると何だか気になってしまいます。しかし、それもまたその子の個性なんですよね。この漫画の先生のように見守り良い部分を認めるのって、なかなか難しい事かもしれません。「みんなと同じに」は時には大事ですがそれ以上に好きな事、得意な事を伸ばせるように見守り手伝える、子供の気持ちに寄り添える先生はとても素敵です。一人の親としてもこの先生のように子供を見守り個性を伸ばせるように心がけていきたいな、と思うのでした。

小学三年生の時の話です。 pic.twitter.com/TIfAOyz6d2

— しろまんた (@mashiron1020) 2017年10月10日

<記事化協力>
しろまんた‏さん @mashiron1020

(梓川みいな)

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