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社畜最強伝説の始まりか!? 横山了一新作は「社畜が異世界に転生する漫画」

おたくま経済新聞 / 2017年10月18日 17時30分

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横山了一先生(@yokoyama_bancho)より。

『戦国コミケ』などを描かれているマンガ家・横山了一先生(@yokoyama_bancho)。Twitter上で新作を発表しては話題をふりましていますが、その横山先生がまたまた大注目の新作を公開しています。

10月14日に「社畜が異世界に転生する漫画を描いてみました」というつぶやきと共にはじまった漫画。現在ももちろん進行中のお話ですが、これがなかなかにすごい!ちなみに「社畜」とは、「会社+家畜」からきた造語。定義は諸説ありますが、会社に飼い慣らされ時間外労働・低賃金にもかかわらず仕事中心の生活をする人をさし、主に自虐として使われています。

現代から異世界に転生してしまった22歳の男の子、最初はラノベの主人公のように「この世界で無双してやる」と思っていたわけです。あるある、最近読んでるラノベでも転生して無双してる楽しそうな主人公の物語(しかもイケメンに生まれ変わってたりする)ってありますよね。

しかもこの転生先、いままでの人生でどれほどの苦難を味わってきたかで強さが決まるらしい。ぬるい人生しか歩んでいなかったこの22歳男子には無理があるわけですね。そんな彼の前に超ド級モンスターがあらわれ……主人公あわやここで終わりか!?と思った時に目の前にあらわれたのは、ひと月前失踪したと思われていた『ブラック企業』で『社畜』だったお父さん!




喜ぶ息子、子どものピンチにかけつけるのは当然という父、いやいや待て、今まで家庭を顧みず社畜にまみれててなにを言うという読者のツッコミはどこへやら無事に親子が再会したところであらわれたお父さんのパーティーのメンバーはいずれも『ブラック』系にいたつわものたち!なにこれ、この世界類友を呼び寄せるなにかがあるのかな?この辺の横山先生の展開大好き。



こうして無事に父親のおかげで難を逃れた息子と、息子を助けた父親とその愉快なブラック企業の仲間たちによる『中ボス編』が現在Twitterで更新されていますが、お父さんと愉快な仲間たちの言動が面白い。もしかすると、ブラック企業にいたことのある人には一瞬共感できてしまう内容なのではないかなと思います。我こそはこの世界で無双できるぞと思うブラック企業経験者はぜひ、横山先生のTwitterをのぞいてみてくださいね。

社畜が異世界に転生する漫画を描いてみました pic.twitter.com/uShpP7aXly

— 横山了一@新刊発売中 (@yokoyama_bancho) 2017年10月14日

社畜が異世界に転生する漫画を描いてみました パート2 pic.twitter.com/8fSQlxnJrz

— 横山了一@新刊発売中 (@yokoyama_bancho) 2017年10月15日

<記事化協力>
横山了一先生(@yokoyama_bancho)

(天汐香弓)

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