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12月4日から米韓合同演習・米軍から1万2000人参加

おたくま経済新聞 / 2017年12月1日 16時20分

12月4日から米韓合同演習・米軍から1万2000人参加

韓国群山基地でのF-16C(Photo:USAF)

 北朝鮮の弾道ミサイル「火星15号」発射でまた緊張感が高まりつつある朝鮮半島で、12月4日から大規模な米韓合同演習「ビジラント・エース(VIGILANT ACE)18」が始まります。アメリカからは空軍・海軍・海兵隊合わせて1万2000人が参加予定です。

 この演習は、直近の朝鮮半島情勢とは関係なく、毎年この時期に行われている大規模な演習。かつては「ビバリー・ブルドッグ(Beverly Bulldog)」という名称で行われていました。アメリカからは、太平洋軍に所属する空軍・海軍・海兵隊から1万2000人が参加。航空機は米韓合わせて230機が参加予定です。

アメリカ空軍80FSのF-16C(Photo:USAF)

 演習では米韓両軍の連携を確認するほか、実戦に即した空中戦の訓練、上陸作戦の訓練などを通じて、朝鮮半島における安全保障能力の向上をはかります。同時に、アメリカが北東アジアの安全保障にこれからも深く関わることもアピールする目的も有しています。

 米韓合同演習「ビジラント・エース18」は、12月8日まで、韓国を舞台に行われます。

Photo:USAF

(咲村珠樹)

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