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ウニたちの仁義なき戦い……?キャベツを巡る争いっぷりにびっくり

おたくま経済新聞 / 2017年12月12日 12時31分

ウニたちの仁義なき戦い……?キャベツを巡る争いっぷりにびっくり

(株)セルタン採用チーム@とりこらぼ‏ さん(@cellutane01)

 ウニって、ワイルドな生き物だったんですね……と思う、びっくりな画像がツイッターに投稿され10万いいねを集めるほど話題を呼んでいます。

 食パンクッションや目玉焼きブランケットが大好評の、株式会社セルタンが運営している公式アカウント「(株)セルタン採用チーム@とりこらぼ‏ 」さんのツイート。

キャベツを巡るウニ達の闘いを見ていると、人間同士の小さな争い事がちっぽけに見えてくる pic.twitter.com/F2dy4TZ1Bt

— ㈱セルタン採用チーム@とりこらぼ (@cellutane01) 2017年12月11日

 「キャベツを巡るウニ達の闘いを見ていると、人間同士の小さな争い事がちっぽけに見えてくる」という言葉とともに紹介された3枚の写真には、キャベツを食べるウニの群れが写し出されています。

 一枚のキャベツの葉っぱを水中に漂いながら両端から噛り付いているウニたち。水槽の底では同じくキャベツの葉っぱにウニたちが群がっています。その様子はさながらまっくろくろすけがキャベツに群がっている様。それにしても見事な食いつきっぷりです。取られまいと引っ張っているのがたまらなく可愛らしい。ウニを見てこんな可愛いと思った事、もしかしてあまりないのでは……?

 このツイートには様々なリプライが寄せられていますが、中でも「ウニにキャベツを食べさせると美味しくなる」というのを見つけて気になったので調べてみたら、ありました。日本農業新聞が2017年06月27日の記事で神奈川県水産技術センター(三浦市)の取り組みを紹介しており、その中で「身が少なく食用として流通できない、駆除対象にもなっているムラサキウニにキャベツを与えたら、他の野菜に比べて格段に食いつきがよくムラサキウニの身も充実。成分検査でも食用として通用できるものに成長した」と報道しています。キャベツ1玉を80匹のウニが3日間で食べつくしたそうで、キャベツの産地である三浦半島で出荷できないキャベツを美味しいウニにするために活用できるという事で研究を続けているそう。と、いう事は、あの水槽の中のウニたちは……(じゅるり)筆者、ウニだーい好き!!

 もちろん水族館の水槽にいるウニたちは食べませんが、三浦半島産の美味しいウニが流通する日も近いかもしれませんね。

 そしてこのウニにキャベツを与えているのは、三浦半島の先端にほど近い「京急油壺マリンパーク」。ここの水族館、何と条件をクリアすればペットの同伴もOKという珍しい施設。

京急油壷マリンパーク公式サイトより

 犬や猫以外にもフェレットや鳥類や爬虫類も水族館の規定をクリアすれば一緒に遊びに行けてしまうのですよ。セルタンの中の人さんも、ワンコ同伴で遊びに行ったんですって。ドッグランもあるので水族館で異種交流の後は犬交流も楽しめるかも知れませんね!

アシカに夢中な犬が視線に入ってアシカに集中出来ないの図 pic.twitter.com/kAPNMaC7TD

— ㈱セルタン採用チーム@とりこらぼ (@cellutane01) 2017年12月11日

<記事化協力>
(株)セルタン採用チーム@とりこらぼ‏ さん(@cellutane01)

(梓川みいな)

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