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ポーランド空軍がM-346練習機を受領・運用開始

おたくま経済新聞 / 2018年2月19日 8時5分

ポーランド空軍がM-346練習機を受領・運用開始

ポーランド空軍のM-346(画像:ポーランド空軍)

 2018年2月16日(現地時間)、ポーランド空軍がイタリア製の新型練習機、アエルマッキM-346の初号機を受領し、運用を開始したと発表しました。ポーランドは2014年2月に8機のM-346を発注していました。

 M-346を受領したのは、ポーランド空軍第41教育基地にある、第4教育航空団。ポーランドの国産ジェット練習機、TS-11イスクラ(ポーランド語で「閃光」の意)の老朽化に伴い、新しいジェット練習機として導入したものです。

 受領後、ポーランドでの初飛行を行ったのは、教官パイロットのミロスロウ・コペッチ大尉。後席にイタリアからのパイロットを乗せ、片方のエンジンを停止させたり、フラップを展開しない状態での着陸など、緊急事態での手順などをチェックしました。

 M-346のメーカー側の愛称は「マスター」ですが、ポーランド空軍では「ビエリク(Bielik。ポーランド語で「ワシ」の意)」という愛称で呼ばれることになります。

 ポーランド空軍は8機のM-346を導入しますが、あわせてスペアパーツや消耗品、ITシステムに技術サポートパッケージなども導入します。グラスコクピット化されたM-346練習機を導入したことで、これからのパイロット教育の質が高まることが期待されています。

 Image:Polska Lotnisku Wojskowym

(咲村珠樹)

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