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くら寿司でイタリアン?回転ずしのファミレスメニューを食べてみた

おたくま経済新聞 / 2018年3月16日 17時12分

くら寿司でイタリアン?回転ずしのファミレスメニューを食べてみた

くら寿司 3月16日からの新メニュー

 小さな子供連れも気軽に入店できるお店と言えば、ファミレスと回転ずしとフードコート。筆者も子供がアンパンマン世代の頃にはとあるファミレスへ散々連れて行かされたものですが最近はもっぱら回転ずし。ついあれもこれもと食べ過ぎてしまうのがアレですが、好きなものをあまり待たずに気軽に取れるのは回転ずしの良いところ。そんな回転ずしでも化学調味料等を一切使っていないと謳っている「無添くら寿司」が本格ファミレスメニューの提供を始めたという事で、食べ盛りの小学生を連れてさっそく行ってみましたよ。

 今回のメインは3月16日から提供を始めた、「カルボナーラ スパらッティ」(税込み399円)、「イタリアンチーズハンバーグ」(同270円)、「チョコとマスカルポーネのパフェ」(同270円)の3種。スパゲッティではなく「スパらッティ」なのは、ラーメン出汁をベースにしているからという事。3種のチーズと7種の魚介だしを合わせた特性スープと極太麺、という事で和とイタリアンの融合的な感じ。

 ではさっそく頂いてみましょう。混雑具合にもよりますがどのメニューも注文から5分くらいで到着。

 「カルボナーラ スパらッティ」。ふたを開けると黄色のスープに黄色の麺、その上に緑のみつばが散らしてあります。パセリじゃないのが斬新というか、お寿司屋さんらしいというか。麺は確かに極太麺でスープによく絡んでいます。お味の方は、スープの味わいがかなりしっかりとした感じ。チーズのクリーミーさは意外にも魚介だしとよくマッチしています。これ、白ご飯を麺食べた後に入れて食べたくなるやつだ。もちろん酢飯じゃないほうで。


 「イタリアンチーズハンバーグ」は、煮込んだチーズ入りのハンバーグにトマトソース、付け合わせはブロッコリーと色合いもいいい感じ。ハンバーグを割ると中からトロっとチーズが流れてきて見た目からも食欲を掻き立てられます。ハンバーグはよく煮込まれており味は中までしっかり、しかし濃いわけでもない感じ。これにコーンの軍艦やキュウリ巻きなんかを合わせたら離乳食終わったくらいの幼児でもちょうどいいかも?ファミレスのキッズメニューだと多い・少ないというキッズにも合わせやすいかもしれません。


 同行した小学生(11歳)は、「カルボナーラも美味しいけどこっちが好き」と申しておりました。回転ずしでありがちな「子供がネタだけ食べてしまう問題」も、これでバランス取れて解決できる……かも?

 「チョコとマスカルポーネのパフェ」は、大体満たされたお腹にちょうどいいサイズ。マスカルポーネクリームとチョコプリンの愛称は抜群、チョコアイスの上にかかったチョコソースがぱりぱりになっているのも食感が楽しくていいですね。食後のデザートにちょうどいい、と子供も満足しておりました。ごちそうさまでしたー!

(梓川みいな)

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