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アメリカ海兵隊の新入りはブルドッグ?

おたくま経済新聞 / 2018年3月26日 17時3分

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「職務に励むのだぞ」

 2018年3月19日(アメリカ東部時間)、アメリカ海兵隊の公式マスコットを務めるイングリッシュブルドッグ「チェスティ15世」が海兵隊に入隊しました。配属先のマリーン・バラックス・ワシントンD.C.が発表しました。

 イングリッシュ・ブルドッグの「チェスティ」は、代々アメリカ海兵隊のマスコットを務めています。名前の由来は第二次世界大戦や朝鮮戦争で活躍したアメリカ海兵隊の名将、ルイス・バーウェル・プラー中将の愛称、チェスティにちなんだもの。階級は3等軍曹(Sergeant)で、アメリカ海兵隊で一番小さな軍曹です。

 現在のマスコットであるチェスティ14世は2013年8月就任。海兵隊のマスコットとして、リクルート(新兵勧誘)やセレモニーなどで、その愛らしさを振りまいてきました。

 このたび次のマスコット候補生として海兵隊に「入隊」したチェスティ15世は、まだあどけない子犬。マスコットとして使う装備品をくわえて遊んでしまうほどで、まだまだ自覚が足りません。

 そこで現役のマスコット犬、チェスティ14世と対面。彼からこれからの職務についてレクチャーを受けました。

 「これから訓練に励み、海兵隊精神を体現する良きマスコットとして、みんなをモフモフと癒すのだぞ」と諭されたかは判りませんが、チェスティ15世もこれから始まる訓練に対して思いを新たにした様子。

 チェスティ15世はこれから、ハンドラーのそばでじっとしている、指示に従う、人に噛み付かないなど、海兵隊を代表するマスコットとして必要な訓練を受けることになります。

 アメリカ海兵隊によると、現在のチェスティ14世から任務を受け継ぎ、チェスティ15世が海兵隊の公式マスコットに着任するのは、2019年はじめを予定しているそうです。

Photo:USMC

(咲村珠樹)

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