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パパブブレの「能面キャンディ」がリアル過ぎる

おたくま経済新聞 / 2018年4月1日 12時5分

パパブブレの「能面キャンディ」がリアル過ぎる

能面キャンディ(税込5000円)

 この度、銀座のど真ん中にある複合施設「GINZA SIX」が2017年4月に開業してから1周年を迎えるとか。それを記念してスペイン・バルセロナ発祥のアート・キャンディ・ショップ「パパブブレ(papabubble)」が「能面キャンディ(税込5000円)」なるものを2018年4月2日より10個限定で販売するそうです。しかも高級感ある桐箱入りとあれば、中身のキャンディもさらに気になるところ。

 GINZA SIXの地下3階にある「能楽最大流派 観世流」の拠点「観世能楽堂」をモチーフにし、実寸大(縦22cm×横13cm)の能面から型をとったキャンディで、思わず顔に当ててしまいたくなるほど能面そのもの。朱色に透き通った顔が、何となくサーモビュアで見る火照った顔のようで個人的にちょっと親近感が湧いてしまいます。あくまでも観賞用のアートキャンディとのことですが、その製作時間は、なんと1個に対し2~3時間ほどかかるそうです。

 店頭では千歳飴のごとく、まだ熱を帯びた柔らかい状態のキャンディを何度も引き伸ばし細長い棒状にしてから、トントントンと小気味よいリズムでキャンディを切っていくところを目にしますが、今回は型に入れて作るタイプ。ということで、今までのパパブブレの製法とは違った「能面キャンディ」がどのように誕生したのか詳しく伺ってきました。

―1周年記念として、能面を型にしようと思い付いたきっかけは何ですか?

土地柄、海外のお客様が多いので古き良き日本の文化をもっと身近に楽しんでもらいたいと思ったからです。

―GINZA SIX の一周年の記念として10個限定で販売されるということですが、こちらは予約販売等されていますか?

色味を見ていただきたいので、「予約販売は店頭のみ」の受付となります!

―作る際にこだわったところを教えてください

表情が綺麗に出るように、飴の薄さを均一にすることですね。

―観賞用とのことですが、やはり食べられないのでしょうか? 味は何味ですか? 持つとベタベタするものなのでしょうか?

飴で作っているため食べることも可能ですが、味は付いておりません。すぐベタベタはしないですが、しばらく触っていると手の温度で少しべたつきます。

―第2弾のご予定はありますか?

第2弾の予定は現段階ではありませんが、商品化できそうなものを模索しております。

―どのような方に能面キャンディを飾ってもらいたいですか?

日本の文化に興味がある方にはぜひポップな色合いのお面も用意します。海外のお客様や、若年層の方にも気軽に楽しんで頂けると嬉しく思います。

 10個限定ということですぐに完売になってしまうのでは?……と心配になりましたがパパブブレさんいわく「もしお客様からのお声が多い場合は、追加生産も検討していきたいと思います」とのこと。昨今転売が問題になっているので、こういう配慮は本当に欲しい人にとって助かりますよね。能面キャンディの色味も、朱色だけではなくポップな色合いも用意しているとのことなので、さまざまな色の能面キャンディも見てみたいものです。

【商品情報】
商品名:能面キャンディ(※鑑賞用)
価格:5000円(税込)
発売日:2018年4月2日(月) ※なくなり次第終了

【販売店舗】
パパブブレ GINZA SIX店
東京都中央区銀座6丁目10番1号 B2F
TEL:03-6228-5535
営業時間:10: 30 ~ 20:30 ※館に準ずる
インスタグラム(papabubblejapan)/Twitter(papabubble)

(黒田芽以)

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