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関刃物職人による名刀ペーパーナイフに「新選組モデル」登場

おたくま経済新聞 / 2018年4月17日 17時2分

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名刀ペーパーナイフ

 岐阜県関市の刃物職人が最高の技で作り上げる「名刀ペーパーナイフ」。ニッケン刃物株式会社が2017年に前作の名刀ペーパーナイフ3本セット(土方歳三・坂本竜馬・織田信長モデル)をリリース。そのクオリティの高さが当時絶賛されましたが、第2弾をクラウドファンディングで販売するプロジェクトが2018年4月17日にスタートしました。

 熟練の刃物製造職人により1本1本丁寧に刃付けがなされている「名刀ペーパーナイフ」。今回の新選組モデルでは天然理心流の使い手で、新選組局長の近藤勇、鬼の副長と呼ばれた新選組副長の土方歳三、天才剣士として知られる新選組一番隊隊長の沖田総司、それぞれの名刀たちがペーパーナイフとなります。

 全長21cmのこのペーパーナイフは、どのモデルも鞘や鍔、刃紋のデザインに徹底的にこだわった一品。

 近藤勇(虎徹)モデルは、黒石目調の鞘と互の目乱れ(ぐのめみだれ)や湾れ刃紋(のたれはもん)の刃体を精巧に再現しています。

 プロジェクトに再び登場の土方歳三(和泉守兼定)モデルは、歳三が箱館戦争まで使っていたとされる和泉守兼定の刃紋に近づけ、牡丹と鳳凰の鞘と柾目鍛(まさめぎたえ)に互の目乱れ(ぐのめみだれ)の刃紋を再現しています。

  沖田総司(菊一文字)モデルは、菊の形状をした鍔の美しさを再現したペーパーナイフ。黒(光沢)の鞘に直刃調(すぐはちょう)の小乱れ刃紋の刃紋を再現しています。

 また、今回は壬生寺縁起絵巻に描かれている、法師(ご本尊地蔵菩薩)がある武士に授けたという二銘の太刀の1振である「誠剣(じょうけん)」モデルも限定数で用意されています。京都の壬生寺はかつて新選組が境内を兵法調練場として使い、武芸や大砲の訓練が行われた拠点で新選組とも縁の深い場所。

 「誠剣」モデルは越前本漆塗りの鞘に本物の日本刀を彷彿とさせる柄巻きを再現した持ち手。鞘の根元に記されたサンスクリット文字も再現されています。

 どのモデルのペーパーナイフも、職人たちが均等な角度で1本1本丁寧に刃付けをし、切れ味や丈夫さに関わる「焼入れ」も日本刀鍛錬の技が活きる熱処理工程を施している本格的なもの。さらに本格的な刀剣の良さを味わえる様、全モデルに刀身と鞘を2段で飾れる横掛け台がついています。

 実用とインテリアを兼ねる本格仕様のペーパーナイフはクラウドファンディングサイト「Makuake」にて3000円(税込)のコースから申し込みを受付中。これら商品はリターンとして受け取ることができます。

(梓川みいな)

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