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「覚悟はいいかそこの女子。」映画化決定 ヘタレイケメンを中川大志が熱演

おたくま経済新聞 / 2018年4月20日 14時44分

「覚悟はいいかそこの女子。」映画化決定 ヘタレイケメンを中川大志が熱演

中川大志

 椎葉ナナの漫画「覚悟はいいかそこの女子。」の映画化決定が4月20日に東映より発表された。

 「覚悟はいいかそこの女子。」は、集英社のマーガレットで、2014年5号~16号に掲載された作品。全2巻を発売しており、超絶イケメンだけど、観賞用男子と野次られ、勢いで学年一の美女に告白するもあえなく撃沈。その現実が受け入れられず、幾度となくアタックする“究極ヘタレ男子”の古谷斗和(ふるや とわ)を主人公に描かれている。

 映画化にあたって、古谷斗和を演じるのは俳優の中川大志。子役から俳優としてデビューし、日本テレビの高視聴率ドラマ「家政婦のミタ」やTBS「夜行観覧車」、NHK大河ドラマ「真田丸」に出演。昨年は映画「きょうのキラ君」や「ReLIFE リライフ」で主演を務め、4月17日から放送のTBS系「花のち晴れ~花男 Next Season~」には馳天馬役で出演している。監督を務めるのは「ブルーハーツが聞こえる」、「ライブ」、「ロボゲイシャ」などの井口昇。中川とは、コミック原作のドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」でもタッグを組んでいる。

 中川は「今回の主人公のように、ヘタレな役柄は前から演じてみたかった」と話し、既に行われた撮影の間にはヘタレを表現するために、腰が引けている時の足の角度を監督と話し合い、不良に絡まれ引きずられるシーンでは、衣装が破ける程の引き摺られっぷりを見せるなど、徹底的に“究極のヘタレ男子”を作り上げたという。 

 本作の木村元子プロデューサーは「イメージ通り演技の時にはものすごくイケメンでとにかく真面目な俳優さん。しかし、一つ大きく予測と違ったのが“ヘタレ”な部分です(笑)仕事を離れたときにイケメンなことを本人が全く意識していないヘタレっぷりが面白くて、この役をオファーすることになりました」と語り、中川の普段のヘタレっぷりがキャスティング理由の一つだと語っている。

 イケメンだけど、ヘタレな男子高校生が、恋という名の悶絶地獄に落ちていく日々と難攻不落の美少女を落とすために奮闘する姿を描いた痛快青春恋愛コメディ「覚悟はいいかそこの女子。」は2018年10月12日(金)全国公開。

【中川大志コメント】
Q 古谷斗和という役柄を演じる上で、気をつけていた点はなんでしょうか?
A まっすぐさ、ピュアさ、ヘタレさが良い塩梅で出せるように意識しました。

Q ヘタレな演技をする上で大変だったことはありますか? また、ご自身のヘタレエピソードをお教えください。
A 斗和をどこまで崩して良いものなのか、そこのさじ加減が難しかったです。僕はやり過ぎがちなんですが、そこは少女漫画の男の子なので…。僕自身も、虫も、高い所も、お化けも、全部嫌い。怖いものが多いヘタレです。

Q 斗和は何度もヒロインにフラれますが、中川さんご自身が女の子 にフラれた経験はありますか? また、斗和と同じように1度フラれても、好きな子には何度もアプローチできますか?
A 一度フラれても、好きな気持ちが無くならない限りは、諦めないと思います。

Q 高校を卒業されて約2年程経っていると思いますが、制服での演技はいかがでしたか?
A 今回はドラマ、映画通して、斗和のキャラクターが出るように、何パターンもの制服の着こなしをしたので、楽しかったです。

Q 今作は10代 最後の主演映画の撮影ということでしたが、どんなお気持ちで演技に臨んでいましたか?
A 今までと特別変わりはありませんが、10代のエネルギーだったり、キャラクターとの実年齢が近い分表現出来る、等身大の部分を大事に演じました。

Q 10代 の内にやっておきたいことや、20歳を迎える上での目標を教えてください。
A 20歳になったら、より一層、大人として、1人の人間として自分がどう生きて、どう進んで行きたいのかを自分の中で明確にして、責任を持っていろんなことに取り組んでいきたいです。

(C)椎葉ナナ/集英社 (C)2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
情報提供・東映

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