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「幕間なう」シネマ歌舞伎を題材にした「やじきた」LINEスタンプが登場

おたくま経済新聞 / 2018年5月1日 14時16分

「幕間なう」シネマ歌舞伎を題材にした「やじきた」LINEスタンプが登場

やじきたLINEスタンプ見本

 全国の映画館で歌舞伎が楽しめる「シネマ歌舞伎」。6月9日からは歌舞伎座での夏芝居の風物詩である「東海道中膝栗毛」から、2016年の八月納涼歌舞伎に上演された、市川猿之助丈脚本・演出のミステリーもの「東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖(とうかいどうちゅうひざくりげ・こびきちょうなぞときばなし)」が全国の映画館で上映されます。これを記念して、シネマ歌舞伎初となるLINEスタンプが2018年4月28日に発売されました。

 おなじみ弥次さん喜多さんが、今度は木挽町(歌舞伎座所在地の旧町名)歌舞伎座で発生した殺人事件に巻き込まれる……というミステリー仕立てとなった異色作「東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖」。市川染五郎丈(現:松本幸四郎)演じる弥次さん、市川猿之助丈演じる喜多さんが犯人と疑われ、疑いを晴らすために真犯人探しをするというストーリーです。

 この公開を記念して発売されたオリジナルLINEスタンプの内容は、歌舞伎独特の大向こう(観客席の奥、常連が陣取る席)からの掛け声を表現した「こうらいや!(高麗屋。市川染五郎など松本幸四郎家の屋号)」、「おもだかや!(澤瀉屋:市川猿之助一門の屋号)」をはじめ、観劇シーンで使いやすい「切符取れました」や、日常でも一休みの時に使える「幕間(まくあい)なう」など、この演目ならではのスタンプが揃っています。

 スタンプは1セット24種で120円(税込)または50コイン。LINEクリエイターズマーケットで販売されています。歌舞伎やシネマ歌舞伎に出かけた際だけでなく、「働きたくない」など、日常のLINEでも使えるものが揃っているので、様々な場面に使って会話を盛り上げるのもいいですね。

写真:齋藤芳弘、松竹株式会社

(咲村珠樹)

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