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もしも動物語通訳がいたら?ヒト語がわかるくまちゃんの仕事ぶりに和む人続出

おたくま経済新聞 / 2018年5月11日 16時16分

もしも動物語通訳がいたら?ヒト語がわかるくまちゃんの仕事ぶりに和む人続出

くまの通訳 (見出し)

 動物を飼っているとよく思う事の一つに、「うちのコの言葉が分かるといいのに」という事があります。そんな気持ちを反映したような、ある漫画がツイッターで大きな反響を呼んでいます。その漫画とは……

 ヒトの言葉が分かるくまちゃんの漫画をツイッター連載している、やじま商会さんが投稿したもの。 ヒトの言葉が分かるくまちゃん、ある日、動物の言葉を通訳するお仕事を始めました。自分で作ったチラシのポスティングをキジバトさんに委託して、お客さんを呼んでいます。チラシ10枚で豆一袋という報酬には鳩も納得。キジバトさんたち、伝書鳩よろしく郵便受けにチラシを突っ込んでいきます。

 キジバトさんたちに報酬を渡して、後はのんびりしながらお客さんが来るのを待つばかり……

 一晩経って、くまちゃん宅の郵便受けを開けるとそこには仕事の依頼がぎっしり。「みんなどうぶつの言葉を知りたいんですね」。「ほどほどに働きたいです」と予約表に無理せず働けるスケジュールを入れていくくまちゃん。

 そしてやってきた最初のお客さんは……何と、顔に傷跡もあるえらくコワモテなオジサン。「…あんたか…動物の通訳をしてるってえのは…嘘じゃねぇだろうな…」ヤバイ、この風貌とこの顔つき、絶対カタギには見えない。くまちゃんピンチか!?「ほんとです」と怖気ず答えるくまちゃんに、オジサン、「おれのコットンちゃんが最近食欲なくってよ…」と抱えている可愛い白いワンコ。コットンちゃん……。

 すると「わふわふわふわふわっふふ」と何かコットンちゃんがしゃべりだします。くまちゃんが通訳した結果……「飼い主さんが最近スプラッター映画ばかりみてるので食欲がわかないそうです」と。くまちゃんお手製のキャベツの煮たのを差し出すと、しっぽブンブンさせながらがつがつと食べるコットンちゃん。オジサンそれを見て涙しながら「コットンちゃん…俺もう生涯スプラッター見ないからね」と安堵したのでした。

 この内容にほっこりする人、「動物好きに悪い人はいないんや……」となる人、「うちにも鳩がチラシ持って来ないかしら」と思う人、そして「続編希望」の声も多数。面白い事に、くまちゃんの仕事術についての分析をしている人も。「鳩に対して適切な報酬で外部委託をしている。顧客のニーズを分析できている、『ほどほどに仕事したい』と仕事量の調整を適切に行えている」など運営手腕の良さを評価する声も出ているほど。意外と深いな……。

人語をしゃべるクマが動物の通訳を始めるマンガを描きましたよ🐻 pic.twitter.com/4Ze606l7PG

— やじま商会 (@yajima_syoukai) May 10, 2018

 やっぱり生き物と暮らしていると、時々何言っているのかすごく気になる時ってありますよね。「うちのコが何喋っているのか知りたい」という声も多く上がっていました。筆者宅にいる猫2匹も時々何やら訴えていますが、仕草で分かる時もあれば「何を言いたいのだね君は」と思う事もしばしば。うちにもくまちゃん、来てくれないかしら。

 やじま商会さんのタイムラインには早くも第2話が掲載されています。こちらは猫ネタ。気になる方はこちらもぜひご覧くださいね。

<記事化協力>
やじま商会さん(@yajima_syoukai)

(梓川みいな)

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