映画「孤狼の血」続編、「凶犬の眼」製作が決定 東映はスタッフ・キャストの続投を熱望
おたくま経済新聞 / 2018年5月25日 12時0分
孤狼の血 場面カット/提供:東映
5月12日封切りの映画「孤狼の血」の続編製作が早くも決定した。配給する東映が、映画公開中の5月25日に発表した。
「孤狼の血」は柚月裕子の同名小説が原作。暴力団対策法が施行される前の昭和63年の広島を舞台にした作品で、金融会社社員の失踪事件をきっかけに、事件を捜査する警察、そして抗争が激化する暴力団を描いた「警察VSヤクザ」の物語。
映画では主演を役所広司がつとめ、松坂桃李、真木よう子、中村倫也、中村獅童、竹野内豊、音尾琢真、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介など日本を代表する豪華キャストが集結している。
また、手がけたのが「仁義なき戦い」でかつてヤクザ映画ブームを盛り上げた東映ということもあって、公開前から「東映らしさ」を求める声がつよく、実際その期待にこたえるよう、公開直後から評判は上々。各映画レビューサイトでは「期待度・満足度1位」を獲得している。
さらに原作には続編があることから、公開早くの段階から「続編を切に希望します」「続編を見たい!」など続編を熱望する声がネットに多数あげられていた。
東映としては続編製作にあたり「孤狼の血」のスタッフ・キャストの続投を熱望しているといい、早速調整に入っていることが明かされている。公開スケジュールなどは、今回未発表。続報を楽しみに待とう。
そして映画「孤狼の血」続編の物語のベースとなるのは、原作でも続編にあたる「凶犬の眼」(KADOKAWA刊)。再び警察VSヤクザの狂熱の物語が幕を開ける。
●『孤狼の血』大上章吾役:役所広司コメント
続編は、第一作を遥かに超えるいい作品を期待しています。今後、色んな監督、脚本家、俳優たちがこのジャンルの映画で魅力が発揮される時代が来ると日本映画に活気が出るのではないでしょうか?
●「孤狼の血」原作者:柚月裕子コメント
「荒磯に波」の東映△マークを見るだけで、心が震えました。続編は望外の喜びです。持てる力すべてを注ぎ込んでくださった 東映とスタッフ、劇場に足を運んでいただいた観客の皆様には、感謝の言葉しかありません。あの狂熱と恍惚を、再び期待しております。
●東映株式会社代表取締役社長:多田憲之コメント
「孤狼の血」は東映らしい作品となりました。このジャンルの映画を続けていかなくてはならないと思い、続編の決定を致します。
情報提供:東映
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「八犬伝」が首位、「十一人の賊軍」「ヴェノム ザ・ラストダンス」「アイミタガイ」がアップ【映画.comアクセスランキング】
映画.com / 2024年11月5日 14時0分
-
ゆりあん主演『極悪女王』の監督・白石和彌、師からの言葉を胸に築いたバイオレンスな地位
週刊女性PRIME / 2024年11月4日 13時0分
-
鶴橋康夫監督との出会いが役者としての大きな転機に【役所広司論/金澤誠】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月31日 9時26分
-
役所広司、磯村勇斗を心配したワケ「日に日に痩せていく…」
マイナビニュース / 2024年10月30日 17時3分
-
日ソ合作の大作「オーロラの下で」に主演するも映画俳優としての出世作にはならなかった【役所広司論/金澤誠】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月30日 9時26分
ランキング
-
1森且行、SMAP5人へ「僕の宝物」思い明かす!伝説の断髪式秘話も
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月27日 7時7分
-
2借金600万円芸人 「本当は貯金あるだろ!」のクレームで預金残高“公開” まさかの額に…
スポニチアネックス / 2024年11月27日 6時18分
-
3小田和正 77歳7カ月で全国アリーナツアー開催 自己記録更新!全国28公演で31万人動員
スポニチアネックス / 2024年11月27日 6時3分
-
4「あのクズ」ほこ美(奈緒)に衝撃展開「怖すぎる」「なんの目的?」視聴者戦慄
モデルプレス / 2024年11月26日 23時39分
-
5【独自】「大きいサイズがない」梅宮アンナに聞く、乳がん術後の下着事情と“上がらない”右腕
週刊女性PRIME / 2024年11月27日 9時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください