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ポップ職人は65歳!定年後に始めたコンビニバイトで才能爆発

おたくま経済新聞 / 2018年6月20日 13時57分

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父手作りポップバレンタインバージョン

 ちょっと一息つきたい時、手軽にご飯買いたい時に便利なコンビニ。商品を紹介しているポップについ惹かれて商品を手にしてしまう人も多いと思います。そんな「心惹かれるポップ」がSNS上で話題になっています。

 話題のコンビニのポップは、定年後にコンビニにアルバイトで入ったという65歳の男性の作品。その娘さんであるイワオさんが「還暦を過ぎて今年65歳の父がコンビニでバイトしてポップ描きの才能が爆発した結果を見てやってほしい」とツイッターに投稿したところ、作品の温かみやセンスに心惹かれる人が続出。4万7千回以上リツイートされるなど拡散されています。

 黒地に白を基調としたモノクロイラストに、手描きのフォントでクリスマスの予約を受け付けているポップや、同じく黒地にイラストを交えたクリスマスケーキの案内、お店出入り口に置かれた年末のあいさつも、手描きの丁寧なフォントに干支のイラスト。バレンタインデーのポップには何だかウキウキした雰囲気を漂わせながら「ギリも人情もホンメイもまとめてゲェツ!」と、6個ものハートを貫いた矢が。文字の一部もハート入りのこのポップ、見ていると昭和50年代に出てきたバラエティ番組の見出しっぽさを感じる……思わずフフッとなります。



 目に入った瞬間、思わず笑顔になってしまいそうなこのポップ。イワオさんのお父さんは元は建築士。建物の図面を制作するお仕事だったそうで、ポップは全部フリーハンドなのだそうです。絶妙な文字のサイズ感と読みやすさ、イラストと文字の配置のセンスは元建築士だからなせる技?思わず納得してしまう一方で長年のセンスの蓄積が生み出したとも感じます。



 この作品たち、大きさなどにもよりますが約1~3時間ほどかけて作っているそうです。コンビニ業務の合間に、かきたい事を形にしていく作業はもしかしたらお父さんがやりたくて仕方なかったのでは?と思う程に手書きの文字やイラストからも楽しさがあふれています。同じく店内のポップを作っている人からも続々と「私もこんなポップをかけるようになりたい」「すごく素敵、教えて欲しいくらい」とメッセージが寄せられており、多くの人の気持ちを惹きつけています。

 こちらのポップは大分県の宇佐神宮近くにある「ローソン宇佐畑田店」にて、時節に合わせた内容が掲示されていますよ。

還暦を過ぎて今年65歳の父がコンビニでバイトしてポップ描きの才能が爆発した結果を見てやってほしい。 pic.twitter.com/B1DtL0zw44

— イワオ (@xxxiwaoxxx) June 13, 2018

<記事化協力>
イワオさん(@xxxiwaoxxx)

(梓川みいな)

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