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企業公式萌えキャラ「松本イズミ」がまさかの結婚引退を発表

おたくま経済新聞 / 2018年6月21日 18時46分

企業公式萌えキャラ「松本イズミ」がまさかの結婚引退を発表

松本イズミ結婚引退

 萌えキャラブームに乗り誕生した泉精器のシェーバー擬人化キャラクター「松本イズミ」が、5年間にわたるツイッター活動に終止符を打ち、引退する事を発表しました。その引退理由が何と「結婚引退」。

 「松本イズミ」は2013年4月に泉精器のシェーバー萌え擬人化キャラクターとして本格的にツイッター活動を開始。ファンからのリプライにはきちんと答えるフレンドリーさと自由なツイートで人気を集めました。フォロワーへのリプライの数の多さから「ツイ廃クイーン」の異名がフォロワーから贈られたり、誤字脱字ツイートも多い事で「誤脱クイーン」を名乗る事も。

 6月21日のツイートで

「ワタシ、松本イズミは結婚のため、2018年6月29日をもってアカウントの運用を終了させていただきます。至らないワタシでしたが、2013年4月より応援していただきました皆様には心から御礼申し上げます。本件に関してのお問い合わせはご遠慮願いますね \\みんな、大好きだぞ、今までアリガト♪//」

 とツイート。これを受けて多くのフォロワーや松本イズミと同時期から活動している企業公式萌えキャラらからも別れを惜しむ声が多く上がっています。

ワタシ、松本イズミは結婚のため、2018年6月29日をもってアカウントの運用を終了させていただきます。
至らないワタシでしたが、2013年4月より応援していただきました皆様には心から御礼申し上げます。
本件に関してのお問い合わせはご遠慮願いますね

\\みんな、大好きだぞ、今までアリガト♪// pic.twitter.com/q1u8krQqeH

— 松本イズミ[6/29終了] (@matumoto_izumi) June 21, 2018

 なお、同じ泉精器の電設工具萌えキャラである「松本いずみ」(注:いずみはひらがな)も、同じタイミングでの引退を発表しています。

ボク、松本いずみは『ここじゃないどこかに向かうため』に6月29日をもってこのアカウントの運用を終了するよ。2016年4月からナマイキなボクに付き合ってくれてスッゴクうれしかった。
イズミより短い間だったけど、いっぱいいっぱいオウエンしてくれてアリガトウ! #出会いに感謝 #きっとまた旅に出る pic.twitter.com/n9c109LzGw

— 松本いずみ (@hiramin_pp) June 21, 2018

 この件について、同じ2013年始動の萌えキャラ同期であり親交の深かった、新潟県燕三条の工具メーカー「ゴッドハンド」公式応援キャラクター「ニパ子」と、北海道を元気にするために生まれたバーチャルアイドル「北乃カムイ」それぞれに話を聞いてみました。

 2013年6月始動のニパ子は「イズミちゃんツイッター電撃引退発表…本当にびっくりしました…同じ擬人化キャラの先輩として、いつも仲良くしてもらいました!ツイッターやめても仲良くしてね! でもね…結婚発表…ちゃっかりリア充になりおってええええ!式には呼べえええ!!」とコメント。いつの間にかリア充になっていた事に衝撃を受けています。

 そして2013年4月始動の北乃カムイは「萌えキャラ学会の渋谷で出会って3年以上。強敵だった、イズミたんが結婚に嬉しくもあり、それによる引退が寂しくもあるにゃ イズミたんを忘れぬよう、いただいたシェーバーを毎朝使うことにするにゃ。新しい人生でも幸せに生きてにゃ!」とエールを送っています。

 今回の発表について松本イズミは編集部の取材に対し「萌えシェーバーを発売してから5年、ガレージキットになったり、等身大フィギュアになったりゲームになったり、MMDになって歌を歌ったりと普通では経験できないことをいっぱいさせてもらいました。こういった経験はフォロワーさんの後押し、応援が無ければできなかったことで、5年間応援してくださった皆様には感謝の言葉以外出てきません。SNSでの活動は6月29日で終わっちゃいますが、皆さんの心の中で生き続けたいと思います~5年間、本当にありがとうございました」と改めて、これまで交流のあった人たちへ向け感謝の言葉をコメント。

 また、以降の活動について松本イズミの運営担当者、通称「M課長」に聞いてみたところ、SNSでのキャラクター運営が終了することに伴いフォロワーさんとの交流はなくなり、新規の版権申請も受付を終了するそうです。ただし、キャラクターそのものは終了するわけではなく、若干のダイエットをした上でWebページは存続。「マスコットキャラ的な余生になるかと思います」と語り、「SNSが主たる活動媒体でしたので、今後皆様とお会いできる機会はほぼなくなるかと思いますが、数年後にこんなキャラクターがいたなぁと思い出話ができるようになってくれればと願っております」とコメントしています。

(梓川みいな)

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