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自分だけの秘密基地から避難所での活用まで 「家の中の家」がデビュー

おたくま経済新聞 / 2018年8月31日 11時43分

自分だけの秘密基地から避難所での活用まで 「家の中の家」がデビュー

お泊りハウスキット

 家の中の間取りは簡単に変えられるものではありませんが、家の中に家を建てることで自分だけのプライベート空間を自由に創造することができる「家の中の家」こと「カカポ-cacapo-」が、神奈川県厚木市に本社を置くアートハウス株式会社より9月4日に発売されます。

 材料は、高強度紙管とプラスチック製ジョイント、ダンボールパネルの組み合わせで、軽量かつ誰でも簡単に組み立てることが可能。組み立てには工具や特別な道具を使わないため、お子さんでも大人の人と楽しみながら組み立てることができるそうです。

type1基本キット

 用途としては、子供部屋、書斎、趣味の部屋、勉強部屋などが考えられていますが、大型タイプの「お泊りハウスキット」は避難所での活用も期待されています。

お泊りハウスキット 骨組み
お泊りハウスキット 組み立ての様子
お泊りハウスキット 中の様子

 ダンボールで作る家というと、子供の頃に「ダンボールハウス」を作った、という方は多いのではないでしょうか。集めたダンボールを切り貼りして、ガムテープで接着。折り紙で装飾しては、自分だけの空間を作り楽しんだものですが、「カカポ-cacapo-」の場合は、素材は同じダンボールでも一つ一つがパネルになっており、またジョイントと高強度紙管を使い組み立てていくために、かつてのダンボールハウスよりも強度はそれ以上。さらに、パーツを増やせばより自分好みにカスタマイズすることもでき、使用しない際にはばらして収納しておくこともできます。

3種類のオリジナル・プラスチックジョイントと紙管
ジョイント部
組み立ての様子

 第1弾として9月4日に発売されるのは「こども部屋シリーズ」3種のキットと、紙管とプラスチック製ジョイントのパーツ売り商品。「こども部屋シリーズ」の価格は1万8000円~3万5000円、パーツは420円から500円。

type2拡張キット
type3本格キット

 そして注目される「お泊りハウスキット」は、大きさ150cm×250cm×高さ180cmと1人の大人が横になることができ、生活には十分な大きさ。人数が増える場合にはこちらもパーツを増やして増築することが勿論できます。開発は既に終わっているそうですが、少し遅れての発売。準備が整い次第、追って販売開始となります。そのほかにも、専用の壁紙、塗料、棚、作業台などのカスタマイズ商品も順次発売されます。

 また9月4日(火)~7日(金)に東京ビックサイトで開催されるギフト・ショー秋2018に出展するそうです。「こども部屋シリーズ」と「お泊りハウスキット」が初披露されるそうなので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

お泊りハウスキット

■第1弾
・小学校低学年向け「type1基本キット」1万8千円(税別)
・小学校中学年向け「type2拡張キット」2万5千円(税別)
・小学校高学年以上向け「type3本格キット」3万5千円(税別)

・パーツ売り商品
「900mm紙管」500円(税別)
「1本足ジョイント」420円(税別)
「5本足ジョイント」420円(税別)
「蝶番型ジョイント」420円(税別)

情報提供:アートハウス株式会社

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