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お湯を注ぐと色づく「ぽんぽこだぬきのティーバッグ」がめっちゃ可愛い!

おたくま経済新聞 / 2018年9月7日 14時43分

お湯を注ぐと色づく「ぽんぽこだぬきのティーバッグ」がめっちゃ可愛い!

ぽんぽこだぬきのティーバッグ

 透明なカップにすっぽり収まるサイズの「たぬき」のティーバッグ「ぽんぽこだぬきのティーバッグ ほうじ茶 4p入(1820円送料別)」。

 こちらは、ティーバッグ製造の他に、カニ、エビ、ホタテなどの水産物の輸出入など幅広い分野の事業を手掛けている埼玉県戸田市にある大翔水産が運営する「OCEAN-TEABAG」で販売されているもの。「陸のティーバッグ」というシリーズ商品の一つです。

 9月下旬出荷の予約販売ということですが、早くもTwitterでは「可愛い!これは普通に欲しくなります」「お湯を注いだら「タヌキ色」になる発想がいい」などたくさんの声が寄せられ、1万3千件以上ものリツイート、2万6千件以上「いいね」されるほど話題を呼んでいました。

タヌキのティーバッグ(ほうじ茶)、仕上がりました。
キツネ、タヌキ、ウサギ、ハリネズミで新・森の仲間のティーバッグセットにしようかと考えております。 pic.twitter.com/W8XV55QDYN

— オーシャン-ティーバッグ (@ocean_teabag) August 30, 2018

 大翔水産の担当者曰く「童話の「ぶんぶく茶釜」のイメージが強すぎてほうじ茶になりました」とのこと。2種類の違う素材を使って、たぬきの顔や手足の濃淡を出しているそうです。紅茶のシリーズとしては「海のティーバッグ」シリーズもあり、イルカやクラゲ、グソクムシ、シャチなどバラエティに富んだティーバッグが盛りだくさん! 紅茶タイムを彩る可愛いティーバッグを考案された大翔水産さんに動物や魚のティーバッグの誕生秘話や、周りの人たちの反響など詳しく伺いました。

――猫やイルカか針ネズミなど、動物に特化したティーバッグを企画されたきっかけを教えてください。

とあるお茶屋さんからイルカの形でティーバッグを作りたいとご相談を受けたのが最初です。もともとショップサイト制作事業を行っていて、「何かネットで売れるもの作りましょう!」といったのがきっかけです。委託会社下がしましたが、めぼしい会社一通り断られ、「そんな使い捨てに予算かけるの?うれないでしょ」といわれたことで自社開発を決意しました。イルカからスタートして、猫やハリネズミなどお客様のご要望を形にしていくうちに無尽蔵に種類が増えている途中でございます。

――セットは、おいくらですか?

販売予定の森の動物セットも狸、キツネ、うさぎ+@で4p入り1820円となっております。

――顔だけではなく、体もティーバッグにしてしまうというものは、今までにあまりなかったかもと思うのですが、その分、カップに入りきらないのではと心配になりました。サイズ的にはどのぐらいあるのでしょうか?

サイズは7~8cmあるのでティーカップぎりぎりサイズです。

――購入された方の反応はどうでしたか?

まだ特にご感想はいただいておりません。注文分の大多数が製造中で出荷できずにおります。

――一番人気の動物ティーバッグは何ですか?

チベットスナギツネです。「(ドラマの)おっさんずらぶ」の影響もあるかと。

――周りの方の反響はいかがでしたか?

可愛いとは言われますが、ここまでバズった理由は謎です……。

――捨てるのがもったいないほど可愛いのですが、他に使い道などあれば教えてください。

使わずに永遠に飾り続けてくださる方達が一定数いるという情報がございます。あとは使用後にアロマオイルを垂らしてポプリ代わりに。しかし名残惜しみながら捨てるのがティーバッグとして天寿を全うするということかと存じます。

――これからどのようなものを作っていきたいですか?

特定の生き物ではなくシチュエーションなど、用途を著しく限るものを作りたいと思っております。また動くティーバッグや音を出すティーバッグ、光るティーバッグなど、斜め上を常に目指して開発しております。

<取材協力>
株式会社大翔水産(Twitter:@ocean_teabag / HP:daisho-suisan.com)

(黒田芽以)

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