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言ってはいけない「いにしえのアノ言葉」に同業以外からも共感の嵐

おたくま経済新聞 / 2018年9月19日 15時36分

言ってはいけない「いにしえのアノ言葉」に同業以外からも共感の嵐

ズルカン@新人ナース応援!さん(@zurukan2018)提供

 ついあることを「言ったり」「したり」してしまうと直後にとんでもないことが巻き起こる……そんな「ジンクス」ってありますよね。看護師の間にもある“その言葉”がツイッターに紹介され、話題になっています。

 医療業界に勤めている人ならきっと一度はお世話になっている気がするメディカ出版。そこから絶賛発売中の書籍「ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術」の公式ツイッターアカウントが漫画で紹介したその言葉とは……。

 ベテラン看護師に新人看護師が、勤務の合間にとある教えを受けています。その言葉とは「センパイ・コンヤハ・オチツイテ・マスネ」。この秘密の言葉、決して夜勤中に言ってはいけない禁断の呪文みたいなもの。

 そして数年後の夜勤中……うっかり発してしまったのです。「センパイ…コンヤ・ハ・オチツイテ…マスネ」その瞬間、光る胸ポケットの呼び出し用PHS!!きっと、この後はナースコールの嵐と急変に見舞われた事は想像に難くありません。そして「何であの言葉を言っちゃったのよ!!」という先輩ナースの鬼のような形相も……。

 こういう事は、どこの病棟でもありがち。患者さんに大きな変化がなく「今夜は静かだなー」と思っていても、それを言葉に出してしまうと、どういう訳か同時多発ナースコールに見舞われたり、急変とは関係なさそうな人が急変したり。案の定、このツイートを見た人達からは共感の嵐が。やっぱり、ラピュタの禁断の呪文並みの発動率の様です……。

 看護師ライターである筆者が務めていた病棟にも、しょっちゅう入退院を繰り返している患者さんがいましたが、しばらく入院がないと「あの人最近落ち着いているのかな」とつい噂したくなります。が、これを言ってしまうと何故か数日後に入院となってしまう事が本当に多かったのです。入院といっても、ちょっとこじらせて独り暮らしができないから、という軽いものが多かったり、老々介護で介護者の休息や冠婚葬祭などの為に入院といった、重症度の少ない人が多かったわけですが。

 この禁断の呪文並みのジンクス、どうやら病院だけではない模様。とあるメディア関係者の話によると、休みの相談をしているときに「今月閑散期だから大丈夫」という言葉を発すると、どういう訳かクッソ忙しくなるという話。また、鉄道業界でも、「今日は落ち着いているなー」と同乗する乗務員に話したその後に限って事故が発生したり天候に影響されるといった事が起こるなど、あらゆる分野でも発生しているようです。

 「今日は忙しいな」と言葉に出した途端に暇になるという、逆ジンクスはなぜか発生しない、禁断の呪文並みのジンクス。もし、現場が落ち着いていても、決して言葉にしてはいけませんよ?

代々先輩看護師から受け継がれる、夜勤中に言ってはいけない言葉。……ってだけの話…。(毎度毎度、しょうもない漫画をすみません)ちなみに、続かないとおもいます…。@中山#ズルカン pic.twitter.com/3xouHaBtKW

— ズルカン@新人ナース応援! (@zurukan2018) September 17, 2018

<記事化協力>
ズルカン@新人ナース応援!さん(@zurukan2018)

(梓川みいな/正看護師)

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