【調査】他人の「横顔」ってチェックする? 一般女性の約8割が意識
おたくま経済新聞 / 2018年10月2日 12時44分
画像提供:株式会社カネボウ化粧品
女性同士が他人の顔で気になるのは、実は「横顔」ということが分かったそうです。しかも一般女性で約8割(78.0%)、モデルになると9割以上(92.0%)もの女性たちが、他の女性の横顔を意識して見ていることが分かりました。
これは、カネボウ化粧品のスキンケアブランド「DEW(デュウ)」が行った調査結果。10月2日に発表されました。調査対象は、30代のプロのモデル女性100人と、30代の働く女性100人。
調査では、女性の肌意識に関することはもちろん、他人が気にする客観的部分も調べられています。それが先に紹介した「横顔」について。
■ 他人の横顔は厳しくチェックする女性たち
他人の横顔を意識することがあるかという質問に対して、「意識する」と答えたのは先述の通り一般女性で約8割(78.0%)、モデルになると9割以上(92.0%)。意識するシーンは「電車やバス、エレベーターで隣に並んだとき」、「飲食店のカウンターで並んで座ったとき」、「化粧室」などが上位にあげられています。日常の何気ない瞬間で、女性たちは他人の横顔を観察しているようです。
そしてモデルも一般女性も他人の横顔については、「人の横顔を見て二重アゴに気づくことがある」、「人の横顔を見て顔のシルエットが気になることがある」と答えている通り、他人は厳しくチェックしているようす。そして他人の横顔を通して、自分自身の横顔を気にする人も多いようです。
■ 他人の目を気にするモデル、自分の目を気にする一般女性
ただし、実際の意識はというとプロのモデルが「どの方向から見られても大丈夫なようにいつも意識している」が61.0%と高いのに対し、一般女性では12.0%と低く、49ポイントもの差があります。
モデルは他にも「自分が他人からどう見られているかを意識するようにしている」(41.0%)、「自分の姿を写真や鏡で客観的に見るようにしている」(40.0%)が上位となり、やはり職業柄か全方位で「他人から見られること」を意識しています。
一般女性の場合は「自分が他人からどう見られているかを意識するようにしている」(29.0%)よりも、「メイクよりスキンケアを重視している」(36.0%)が多く、他人の目をあまり意識せず、自分のお手入れに意識が向いていることが分かります。
つまりモデルは他人の目を気にする人が多いのに対し、一般女性は自分が自分の目にどううつるかを意識している人が多いということ。
このため「自分の横顔に自信がある」と答えたのは、モデル34.0%、一般女性6.0%と28ポイントもの意識の差があり、一般女性は、ふとした瞬間に自分の横顔を客観的に見て、がく然とした経験をする人もすくなくないようです。
アンケートには「向かい鏡等で見る横顔と正面の顔を見て想像する横顔にギャップがある」(34歳 一般女性 佐賀県)「写真を撮った時、自分の横顔で二重アゴになってて、痩せようと思った」(30歳 一般女性 福島県)など、自分自身の横顔イメージとのギャップに気づいたシーンが多く寄せられました。
■ メイクをする時は前と後で横顔チェックがポイント
調査発表の中では、人気ヘアメイクアップアーティストのpaku☆chanさんが「横顔」意識で差がつくビューティー術を伝授していますが、それによると「撮影現場でメイクをするときも必ず、左右に顔を振って仕上がりを確認するようにしています」とまず重要なポイントを教えてくれています。メイク前に左右を振り、仕上げ後にも振ってチェックするそうです。
「正面は目の力で魅せられますが、横顔は「ライン」で魅せるもの。いかに横顔を意識しているかでメイクの仕上がりが変わってきます。眉尻、アイラインの端、まつ毛のあがり具合など、正面は良くても横から見ると微妙、ということも」と述べており、やはりメイクをする上では横からのチェックは欠かせないようです。
他にも気にすべき点としてあげられているのが「メイク前に一番力を入れるのがスキンケア。事前のお手入れを怠って、ファンデーションで隠そうとして重ねると、よけいに重く、たるんだ印象に見えてしまいます。スキンケアの段階で、いかに肌のコンディションをいい状態に保つかが大切」と力説。普段のケアとは別に、メイク直前も念入りなスキンケアがオススメだそうです。
なかなか自分の横顔を見る機会はありませんが、SNSやスマートフォンの普及もあり写真に写る機会は昨今かなり増えています。自撮りは正面からだけなので、見ても見慣れているのでまだ良いほう。驚くのは他人に撮られ油断した際の横顔。写真の中の自分を見てギョッとする人は多いようですね。
調査の中でも、他人や自分の横顔にがく然とした経験がモデル・一般女性ともに多数あり、顔に対する質問では「お手入れの差は横顔に表れる」、「その人らしさは横顔に表れる」という意見にどちらも半数近くが賛同しています。人を紹介する文章などを表す「プロフィール(Profile)」や、様々な条件から人物像を浮き彫りにする「プロファイリング(Profiling)」は、本来「横顔(Profile)」という言葉から派生したもの。女性の横顔は、隠しきれない自分が表れる場所……とも言えるかもしれません。
<調査概要>
●調査時期:2018年8月31日(金)~9月4日(火)
●調査方法:インターネット調査
●調査対象:30代のプロのモデルの女性100人、30代の働く女性100人
情報提供:株式会社カネボウ化粧品
(宮崎美和子)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
外出や人と会う際、最も外見に気を使う場面は「友人や知人とのランチ・食事会」! 有限会社ローヤル化研が40~50代の子供を持つ女性を対象に「外見」に関する調査を実施!
PR TIMES / 2024年11月19日 17時45分
-
少しサボるとズボラ見え。見落としがちな「ワンポイントセルフケア」
ハルメク365 / 2024年11月19日 11時0分
-
【限定パッケージが魅力的!】7割が購入経験ありと回答したクリスマスコフレについて徹底調査
PR TIMES / 2024年11月5日 17時45分
-
「首のシワ」ケアしてる?アラフィフ美容ライターが教える保湿・マッサージテクとは
ハルメク365 / 2024年11月2日 22時50分
-
【男性の自分磨き】7割以上が必要性を感じる一方で、実施しているのは5割以下!「ヒゲの濃さ」が外見で気になるポイントとして最多に
PR TIMES / 2024年10月30日 15時15分
ランキング
-
1年収1,000万円なんてこんなもん…42歳で部長に抜擢の〈大企業エリート〉。質素すぎる毎日に、部下「夢がない」「このままこの会社にいても」と絶望
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月28日 7時15分
-
2「高齢で廃業」店内に放置された犬19匹、ふん尿にまみれ…荒稼ぎしたブリーダー業の末路に「胸が痛い」
まいどなニュース / 2024年11月28日 7時50分
-
3「俺、無精子症だから」と避妊してくれない彼。生理が来ないことを告げると“まさかの反応”
女子SPA! / 2024年11月28日 15時47分
-
4「トイレでスマホ」が招く危険...長時間座りっぱなしの健康リスクとは?
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月27日 17時50分
-
5結婚相談所は知っている「いつまでも出会いに恵まれない男性」に共通する3つの特徴
日刊SPA! / 2024年11月28日 15時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください