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冷え性の皆さんに贈る、冷え性の人による冷え性予防漫画に注目集まる

おたくま経済新聞 / 2018年11月26日 15時21分

 季節は初冬を迎え、地域によっては積雪がみられるところもあります。寒くなってくると、朝は起きられず冬は寝付けない……なんて事も良くある話。そんな人にぴったりな、冷え性予防グッズを描いたマンガが注目を集めています。

冷え歴10年選手の私が今夜震えているので、冷え性による冷え性のためのマンガ置いていきますね… #寒い #寒すぎる #冷え性 pic.twitter.com/qP0GHkiVFL

— 蟻子▷脱ぽちゃ。Palcy連載中 (@go_antz) November 21, 2018

 「冷え歴10年選手の私が今夜震えているので、冷え性による冷え性のためのマンガ置いていきますね…」と、冷え性のためのグッズを漫画にしてツイッターに投稿したのは、講談社とピクシブ発のまんがアプリ「パルシィ」にてダイエットエッセイまんが『脱ぽちゃ。-20kgヤセてぽっちゃり人生脱出しました。-』(毎週金曜日更新)を連載中の、漫画家の蟻子さん。

 マンガには、蟻子さんが実際に買って使ってみたものの中で特におススメのものがずらり。

一つ目は、ひざ掛け電気毛布。電気毛布のミニサイズです。筆者も冬場は愛用しています。太ももって結構放熱されやすいんですよね。二つ目は、「温素」という入浴剤。湯上りの保温力がとても長持ちするそう。三つ目は、「足の冷えない不思議な」シリーズ。普通の靴下よりもちょっと値段は張りますが、その分温かいそう。

 四つ目は、ほんやら堂の大判ホットアイピロー。大判なので耳まですっぽりかかるそうです。目元と耳は血流が滞りがち。特にデスクワークをしていると、目の疲れが溜まったままになってしまいがち。そして耳は体のツボが集中している部分でもあるので、目元と耳を温める事は安眠に対して理にかなっているといえます。五つ目は、PROIDEAの骨盤湯たんぽ よもにん。筆者、これは知りませんでした。骨盤周りは腰の神経が集中している部分でもあるので、骨盤湯たんぽに座って、お尻を温めて腰回りの筋肉を緩める事は、腰痛緩和や坐骨神経の症状にも効果があります。ちなみに、蟻子さんは、貼るタイプの使い捨てカイロをお腹と背中に貼った所、熱くなりすぎてのぼせたとの事。お腹であればおへその下あたり、背中であれば肩甲骨周辺に当たる位置に貼るのが効果的です。おへその下には丹田と言うツボがあり、代謝が良くなる事が知られています。一方、肩甲骨周辺は筋肉が固まりやすい部分。デスクワークだと特に肩こりから頭痛が起きたりしますが、肩がこるのは筋肉を動かさないために疲労物質が溜まりこんでしまうために起こる事が大半。温める事で血流を良くするのは、冷え性以外にも効果を発揮します。

 余談として、蟻子さんは、「私が冷えて最もツラい場所は、鼻の頭です」との事ですが、蟻子さんの周りで共感してくれる人は皆無の様子。しかし、リプライには「あれは理解されないですがとてもツラいですよね。 僕も冬は布団に顔を突っ込んでないと寝られないくらい冷えちゃいます」「私も鼻が冷たいタイプです。何かのドラマで『冷たい鼻は整形』と言っていて嘘だよ~!って心で叫んでました。」「わかります。私も1番冷たくなるのは鼻です。幼少の頃からずっとです。そして周りには誰もなる人いません…。」と、共感の声が続々と。実は筆者も鼻先が冷えるタイプ。普段息をしているだけでも鼻の頭がスース―する感じ、もしかして、体内から冷えているのではなかろうか……と思わずにはいられません。でも手に息をはーっとするとそんなに冷えてないという……。

 昔から、「首と体に首と言う字が付く場所は冷やさないように」と言われています。首・手首・足首は動脈が体の表面に近い部位を通っているため、動脈を冷やすとそのまま冷えた血液が循環していき、体中が冷える事に繋がります。特に、足回りは座っていると足の筋肉による血管ポンプ作用が衰えるため、普段あまり運動をしない、ウォーキングなどをしない人は、腰から下が冷えて、足腰の痛みやしびれが出る事もあります。

 今回、蟻子さんが紹介してくださった冷え性防止グッズを活用しつつ、室内でも手軽にできる、肩回し体操や踏み台昇降、スクワットなどを取り入れて、冬の寒さを上手に乗り切りましょう。

<記事化協力>
蟻子さん(@go_antz)
まんがアプリ「パルシィ」

(梓川みいな)

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