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「トムとジェリー」誕生80周年を記念し世界初の大規模展覧会が開催へ

おたくま経済新聞 / 2019年2月7日 12時26分

「トムとジェリー」誕生80周年を記念し世界初の大規模展覧会が開催へ

誕生トムとジェリー80周年 トムとジェリー展 キーアート

 1940年にアメリカで誕生し、日本では1964年からテレビ放送が始まった、大人気長寿アニメ「トムとジェリー」。放送当時より何度も再放送され、さらに劇場版、リニューアル版も時代を引き継いで活躍しているキャラクターは、現在でも子供から親、祖父母にも愛されるまさに「三世代キャラクター」。そんなトムとジェリーが2020年で誕生80周年を迎えることを記念して、80周年公式ロゴをお披露目するとともに、銀座松屋でこれまでにない規模の展覧会「誕生80周年 トムとジェリー展 カートゥーンの天才コンビ ハンナ=バーベラ」を開催することを発表しました。

 80周年を記念して制作されたロゴは、トムとジェリーの代名詞とも言える追いかけっこの様子を、1940年代のカートゥーンの扉絵にも使われていたシルエットを使って表しているもので、今後、様々な場面で使用される予定です。

 トムとジェリーの生みの親であるウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが手掛けた、トムとジェリーをはじめとする作品は数多く、アカデミー賞をいくつも受賞しています。トムとジェリーが生まれたMGMからワーナーに引き継がれた後にも、数多くの魅力的な作品が作られています。そんなトムとジェリーの貴重な原画たちが2019年4月17 日~5月6日に松屋銀座にて開催される展覧会で特別公開されることとなりました。日本は特にトムとジェリーの人気が高いということもあり世界に先駆けて初めての公開となり、世界初公開となる原画約200点をはじめ初期のセル画や設定資料、当時のキャラクターグッズなどの貴重な資料の展示を通して、トムとジェリーをはじめとする作品の魅力に迫ります。

 トムとジェリーと言えば、そのドタバタな追いかけっこも特徴的ですが、その中に出てくる多彩なサブキャラクターも魅力的で、楽曲もクラシックからジャズ、ロックまで多彩なBGMと、効果音に合わせたキャラクターの演出が今でも魅力の一つとして引き継がれています。このアニメを見て育った人の中には、トムとジェリーからクラッシックやジャズに興味を持った人もいるかもしれません(筆者も影響受けまくっています)。

 「トムとジェリー」のほかにも、日本でも大人気だった「チキチキマシン猛レース」や「原始家族フリントストーン」「宇宙家族ジェットソン」などに関する展示も豊富で、「トムとジェリー」ファンならずとも必見の内容です。なお、展覧会限定のグッズやBD/DVD商品も発売予定となっています。

 「誕生80周年 トムとジェリー展 カートゥーンの天才コンビ ハンナ=バーベラ」は、松屋銀座8階イベントスクエアにて、2019年4月17日~5月6日まで(会期中無休)。開催時間は10時~20時まで(入場は閉場の30分前まで/最終日は17時閉場)。入場料は 一般1300円(前売り1000円)、前売り券はヤフーパスマーケットなどで販売予定です。

TM & (C)Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
情報提供:ワーナー ブラザース ジャパン合同会社

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