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就活は“第0印象”のデコ活で決まる? GATSBY就活生応援セミナー

おたくま経済新聞 / 2019年3月1日 17時4分

就活は“第0印象”のデコ活で決まる? GATSBY就活生応援セミナー

就活は”第0印象”で決まる!マンダム就活生応援セミナー

 3月1日は2020年卒業予定学生の就活解禁日。この日から企業の説明会や、学生のエントリーが可能になりました。そして時代をまたぎ、新たな年号となった6月の面接解禁日をにらんで、学生さんたちは就職活動に励むことになります。そんな就活生、特に男子学生に向けた「GATSBY presents 第1印象を失敗しない“第0印象”攻略の男子就活生応援セミナー」が株式会社マンダムで開催されました。就活の勝負は第1印象の前、“第0印象”にあるといいます。

 この“第0印象”とは、実際に対面する「第1印象」の前に相手が感じる印象のこと。就活でいうならば、面接に至る前のエントリー段階で相手に与える印象になります。たとえば、添付する証明写真などで就活生がどんな人物なのか、企業の採用担当者は大まかなイメージをつかんでいるという訳です。

 この就活生応援セミナーに集まったのは、大学1年生から3年生まで4人ずつ、計12人の男子学生。それぞれ就活に対して高い意識を持つ学生たちです。

 第1印象に備える“第0印象”について講義をするのは、第0印象コンサルタント、堀岡桂子さん。堀岡さんは、第0印象で表面を取り繕っていても、実際に対面した時にギャップを感じさせるようであってはいけないと説きます。同時に、自分がどういう人間でありたいのか、内面も含めてその理想に近づけていくのが大事とのこと。

 実際に対面する前の“第0印象”で、人は相手にどれだけ影響を与えるのか。心理学の研究論文によると、実際に対面する前の写真で好印象を持っていた人の方が、実際にあった時も好印象を受けることが多いという研究結果があるそうです。写真からの先入観により、相手への印象や接し方に違いが出るというのですから、おろそかにしてはいけないんですね。

 では、その“第0印象”を左右する大事な写真で、どのように好印象を与えればいいんでしょうか。写真は動画と違い、静止しているために表情や髪形、服装などのほか、肌の状態などといった情報までまじまじと見てしまうので、肌ケアも重要なんだそうですよ。

 お肌のケアを含めた身だしなみについて、今度はマンダムの五嶋善晃さんから実践で学んでいきます。お肌のケアは1日にしてならず、と五嶋さん。それというのも、お肌には表皮細胞が新しいものに入れ替わる“ターンオーバー”という約28日周期のサイクルがあり、普段から食生活を含めたスキンケアを習慣化しておくことが重要だとのこと。特に男性は女性に比べて皮脂の分泌量が多いうえ、紫外線ケアをしていないことや毎日のシェービングによって肌荒れしやすいという条件が複雑に重なるので、気づかないうちに肌トラブルに見舞われていることも。


 効果的な対処法は、洗顔で汚れと古い角質を洗い落とし、そのあと十分な保湿ケア。洗顔は人肌程度のぬるま湯で、洗顔料をしっかり泡立て、きめ細かくフワフワの泡で洗うことが重要。あまり温度が高すぎると皮脂を落としすぎて、逆に皮脂の分泌を活発化させてしまうことも。そしてすすぎは十分に行い、洗顔料をしっかり落とすことも忘れずに。その後、保湿ローションを500円玉程度手に取り、しっかりと肌になじませます。両手を使って包み込むようにするのがポイントだとか。

 また、企業の採用担当者がしっかり見ている髪型。それも“おでこ”が結構大事だというんです。おでこの見せ方で意欲や清潔感、親しみやすさなどの印象が左右されるんだとか。つまり就活は“デコ活”でもあるとのこと。試しに全員、おでこを出して顔全体に保湿ローションをなじませます。



 そして思い切っておでこを出した髪型にしてみましょう……と、前髪を下ろしている学生さんを例に、スタイリングの実演。

 分け目を付けて、前髪を左右に流してみると、なるほど印象が変わります。後ほどこの学生さんに話をうかがったところ、広いおでこがコンプレックスで、隠す方向でしか考えていなかったけれども、実際にスタイリングしてもらうと、自分が思っていたほどおでこは目立たず「出しても気にならないんだ」と新鮮だったとのこと。

 マンダムでは「GATSBY」ブランドでヘアスタイリングをはじめ、スキンケア用の商品も色々展開しています。それをうまく活用して、充実した就活をしてくださいという形でセミナーは終了。

 このセミナーを通じて、おでこの出し方、見せ方で印象は大きく変わるということがよくわかりました。そして見せるおでこをいい状態に保つためのスキンケアも重要。筆者も仕事柄、人と会うことが多いので、おでこを重視した“デコ活”に気を付けてみようと思います。

取材協力:株式会社マンダム

(取材:咲村珠樹)

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