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「磯野家の傑作選」配信 「サザエさん」2005年~2008年から厳選50作品

おたくま経済新聞 / 2019年3月8日 9時15分

「磯野家の傑作選」配信 「サザエさん」2005年~2008年から厳選50作品

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 国民的アニメ「サザエさん」の配信第2弾が2019年3月8日より、FOD・Amazon Prime Videoにて配信開始します。2005年~2008年に地上波放送された作品の中から磯野家のひとりひとりにスポットを当てた50のエピソードを放送する「磯野家の傑作選」となっています。また、放送当時のままに磯野波平役の永井一郎さん、磯野フネ役の麻生美代子さんの声での共演も楽しむことができます。

 今や日本で一番有名な家族のひとつとなった磯野家ですが、原作である漫画「サザエさん」は、昭和21年に、九州の「夕刊フクニチ」という新聞に連載されたのがはじまり。原作漫画の作者、長谷川町子さんと妹さんが毎日海岸を散歩して構想を練っていたことから、登場人物が海産物の名前になったとのこと。そしてアニメ「サザエさん」が生まれたのは、昭和44(1969)年10月5日、フジテレビで第1回が放送されました。

 そうして過去に放送されたアニメ「サザエさん」が、2018年12月より配信されました。第1弾は1969年~1970年放送の初期作品厳選50回分です。現在のものとは画風がかなり異なっていて番組の歴史を感じさせてくれます。そして第1弾に続く、第2弾は、2005年~2008年に放送された中から磯野家の登場人物別・傑作選として厳選した作品が配信されます。

 今回配信される傑作選50タイトルの一部を紹介しましょう。まずは、フグ田家の面々から主人公、サザエさんの「サザエはミス日本」。

 サザエさんの夫のマスオさんは「マスオのひとり言」、そして息子タラちゃんの「タラちゃんパパになる」。

 磯野家からはサザエさんの弟、カツオくんの「カツオ人生論」、妹のワカメちゃんは「考えるワカメ」。お父さんの波平さんの「波平微妙なとしごろ」、お母さんのフネさんは「母さんと演歌の星」。……厳選されただけあって、タイトルだけでも磯野家に同居している一家7人それぞれが活躍する様子が目に浮かぶようです。

 サザエさんは、多くの人に愛され続けてアニメ化50周年。時代が移り変わり、家族の形態が変わっても、ずっと変わらずに暖かさや楽しさを届けてくれています。いつもそこに居続けてくれる、そんな安心感も番組の魅力のひとつだと思います。この機会に、ずらっと並んだ50選のタイトルの中から推しのキャラクターの作品を楽しむもよし、アタマから順に観ていくもよし、気分次第で観方の自由さを満喫できるのも配信ならではではないでしょうか。

(C)長谷川町子美術館
情報提供:株式会社フジテレビジョン

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