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趣味が会社バレしてしまった翌日……上司が出してきた原稿に「負けた気分」

おたくま経済新聞 / 2019年7月31日 20時0分

 職場ではあまり自分の趣味を話すのがはばかられる……という人、結構多いかと思います。趣味で小説を書いている人が、会社にそのことがうっかりバレてしまったことで、思わぬ事態につながってしまったというツイートに、興味津々になっている人が続出しています。

 「会社に小説書いてることがバレた翌日、常務が『まさまさくん、ワシも小説書いてみたぞ!』ってニコニコしながら原稿用紙渡してきました。茶化してるのかと思いきや、江戸時代初期の外交を題材にした商人と南蛮人の駆け引きが展開される本格的な小説でした。なんかもう負けた気分(笑)」と、その顛末をツイッターに投稿したのは、小説投稿サイトで連載をしている、まさまささん。

 まさまささんが常務さんから渡された原稿は、時代背景もしっかり書かれていて文法作法も完璧なものだったそう。量自体は多くはなかったので、一晩かけて書いたもののようだということですが、一晩で本格的に読ませる文章を書けるというのは、才能なのでは……。

 このツイートには、「ぜひ常務さんの小説を読んでみたい」というコメントが多く寄せられ、小説投稿サイトにもアップしてほしいという声も。そして、そんなお茶目な常務さんの様子に、「良い職場……」という感想も多く寄せられていました。確かに、趣味を理解してくれてさらに自分もやってみた、なんて上司、そうそういないでしょう。この世の中、下手したら趣味から変な勘繰りに遭うことも少なからずですし。

会社に小説書いてることがバレた翌日、常務が「まさまさくん、ワシも小説書いてみたぞ!」ってニコニコしながら原稿用紙渡してきました

茶化してるのかと思いきや、江戸時代初期の外交を題材にした商人と南蛮人の駆け引きが展開される本格的な小説でした

なんかもう負けた気分(笑)

— まさまさ (@tikuwalvlv) July 29, 2019

 普段はそんなに読書をしている風ではなかったようにみえたということで、渡された原稿の内容には驚きしかなかったというまさまささん。快活で明るく、茶目っ気もある常務さん、実は才能の原石なのでは……??

 世の中、50代過ぎてから同人小説を書き始めたり、定年間近になってイラストを趣味に始めてメキメキ上達している人もいます。趣味を始めるのに年齢は意外と関係ないかもしれません。常務さんには、ぜひ書き始めた小説を完成させて、日の目を見るようになってもらいたいですね!

<記事化協力>
まさまささん(@tikuwalvlv)

(梓川みいな)

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