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古すぎて逆に新しい?イマドキ見かけない「衛生水栓」が話題

おたくま経済新聞 / 2019年8月6日 16時0分

 最近の公園の水道は、手洗い用も水飲み用も普通にひねるタイプの蛇口が付いています。しかし、昔の公園に付いていた水道の水栓は、今やなかなかお目にかかることも少ない様子。そんな大昔?の水栓が珍しいとツイッターで話題になっています。

 「設計をハンドソープと間違えたとしか思えない新種の蛇口に遭遇して困惑してる。すごい!手のひらしか洗えないぞ!!」と、その困惑っぷりを動画とともにツイッターに投稿したのは、クリエイターで書道家のもにゃゐずみさん。

 その動画に映っているのは、水栓の下から出ている棒を押し込んで水を出すタイプのもの。相当古いせいか、すぐに水が止まってしまいます。このタイプ、押し込んだ棒が一定の間とどまって、その間だけ水が流れるという仕組みになっているのですが……。おそらく、中の部品が経年劣化ですり減ってしまって、すぐに水が止まってしまう状態になってしまったのではないでしょうか。

 この様子を見た年長ツイッタラーからは、「懐かしい」「古いトイレの手洗いにあったやつ」「40年くらい前の近所の公園はみんなこれでした」と今ではすっかり見ることも減った「衛生水栓」に、様々な感想が寄せられています。

設計をハンドソープと間違えたとしか思えない新種の蛇口に遭遇して困惑してる。
すごい!手のひらしか洗えないぞ!! pic.twitter.com/CELJOKUaaj

— もにゃゐずみ (@Monyaizumi) August 4, 2019

 この水栓がなぜ「衛生水栓」と言われているかというと、上からひねるタイプの蛇口だと、汚れた手で蛇口をひねって水を出し、手を洗った後にそのまま汚れた蛇口の栓を閉めるとまた手が汚れてしまうのですが、このタイプであれば、水が出ているところに栓があるので、洗っているうちに栓も一緒に洗い流してくれ、衛生的に使用できる、というのが由来と言われています。

 ちなみに、この「衛生水栓」は、動画のように下から押すタイプと、吐水口の下部についている蛇口を回して水を出すタイプとあります。さらに今でも新品が販売されており、単に見る機会が減っているだけで実は現役バリバリな商品なのです。

 今回動画で話題になった下から押すタイプの衛生水栓。一定時間は水が出るのですが、出る量が少なかった上にすぐに水が止まってしまって、手をちゃんと洗えなかった記憶が筆者にもあります。うっかり流しっぱなし、を防止するのには良いのですが、これだけすぐに止まってしまうとなると、さすがに使い勝手は悪すぎですよね……。折角新品も売られているので、早めの交換を期待したいところです。

蛇口 vs 私 pic.twitter.com/ctZJ2DEKlP

— もにゃゐずみ (@Monyaizumi) August 5, 2019

<記事化協力>
もにゃゐずみさん(@Monyaizumi)

(梓川みいな)

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