オーストラリアの航空会社 乳がん啓発でピンクの特別塗装機登場

おたくま経済新聞 / 2019年8月27日 17時0分

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アライアンス・エアラインズの乳がん啓発特別塗装機「Pink Lady」(Image:Alliance Airlines)

 オーストラリアのチャーター便航空会社、アライアンス・エアラインズは2019年8月23日(現地時間)、ブリスベン空港で乳がん啓発キャンペーンに協賛するピンクの特別塗装機をお披露目しました。同社は2015年以来、乳がんネットワーク・オーストラリアの活動に協賛を続けています。

 オーストラリア健康福祉研究所(AIHW)が2019年に発表した調査結果によると、年間でおよそ2万人(うち男性164人)が乳がんに罹患するというオーストラリア。これは1日あたり53人の患者が新たに生まれる計算になります。

 乳がんは比較的予後のいいがんとして知られており、オーストラリアでは2011年~2015年における5年生存率の平均が90.8%と高い確率。早期発見、早期治療を行うことで、十分助かるがんなのです。

 このため、乳がんネットワーク・オーストラリア(BCNA)では、普段から乳がんに対して意識を高めてもらおうと、各種の啓発キャンペーンを展開しています。これにアライアンス・エアラインズが協賛し、特別塗装機を登場させたという訳です。

 特別塗装が施されたのは、アライアンス・エアラインズのフォッカー70(登録記号:VH-NUU)。乳がん啓発キャンペーンに用いられるピンクリボンにちなんで、通常は濃いブルーで描かれる機体の社名ロゴや垂直尾翼をピンクで描いています。その姿から「ピンク・レディ」と名付けられました。

 アライアンス・エアラインズのリー・スコフィールドCEOは「アライアンスはBCNAの活動を2015年からサポートしています。BCNAとの活動は、社員や我が社のサポーターの心を近づけてくれました。職場での募金活動やチャリティサイクリングなどのイベントを通じて、募金も6万5000オーストラリアドル(約464万4000円)にまで増加しています」と、これまでの乳がん啓発キャンペーンについて言及しています。

 乳がんネットワーク・オーストラリア(BCNA)のカースティ・ピラッティCEOは「この特別塗装機は、BCNAにとってさらに多くのオーストラリアの人々に、乳がんへの意識を高めてくれるものと感じています。私たちのメンバーにとっても、活動の力強い追い風になってくれることでしょう」とコメントを発表しています。

 アライアンス・エアラインズはチャーター便を運航する航空会社のため、路線を限定せず、各地の空港に旅客機を飛ばしています。その分、オーストラリアの空港で、この乳がん啓発のピンクジェット「ピンク・レディ」を目にする機会も多くなりそうです。

<出典・引用>
アライアンス・エアラインズ プレスリリース
Breast Cancer Network Australia 公式サイト
Image:Alliance Airlines

(咲村珠樹)

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