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ブリティッシュ・エアウェイズ 母娘客室乗務員だけのフライトを実施

おたくま経済新聞 / 2019年10月25日 9時20分

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ギャレーで笑顔の母娘客室乗務員(Image:British Airways)

 2019年に創立100周年を迎えたブリティッシュ・エアウェイズ。長い歴史の中には、親子で社員というケースも珍しくありません。そんな親子2代の客室乗務員だけで編成されたフライトが実現しました。

 母と娘、2代にわたる客室乗務員が集まった、ブリティッシュ・エアウェイズで初めてのフライトは、ロンドンのヒースロー空港とマレーシアのクアラルンプールを結ぶ路線で実現しました。客室乗務員に選ばれたのは、長年ブリティッシュエアウェイズと共に歩んできた母と、その娘3組。片道12時間50分のフライトを親子のチームワークで乗り切りました。

 ブリティッシュ・エアウェイズの人事部門責任者、アンジェラ・ウィリアムス氏は「今回のフライトに代表されるようなエピソードの積み重ねで、今日の私たちブリティッシュ・エアウェイズがあるのです。どうかフライト中、私たちの同僚から、それぞれの物語に耳を傾けてください。ブリティッシュ・エアウェイズの素晴らしい歴史は、そこで働く人々によって紡がれていることをお感じになるでしょう」というコメントを発表しています。

 ブリティッシュ・エアウェイズによると、1回のフライトに携わるスタッフの勤務歴を合計すると、およそ285年にもなるといいます。これほど多くの人々が運航に関係している、と感じさせる数字です。

 今回の母娘フライトで客室乗務員のリーダーを務めた、インフライト・ビジネス・マネージャーのキース・ペイン氏は「これは私たち社員や搭乗されたお客様にとって、一生に一度の機会でした。このような得難い機会を楽しめたのは、家族のような関係である私たちの同僚だけでなく、お客様も同様にフライトを通じて高い意識を持ち続けていらっしゃったからに他なりません」と、今回の感想を口にしていました。

 親の姿を見て、同じ道に進むというのは、その仕事ぶりがとても充実して、幸せそうに見えるからなのかもしれません。長い歴史と伝統に彩られた航空会社らしい、スペシャルなフライトでした。

<出典・引用>
ブリティッシュ・エアウェイズ プレスリリース
Image:British Airways

(咲村珠樹)

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