押切蓮介初監督作 アニメ「ざしきわらしのタタミちゃん」メインキャスト解禁

クラウドファンディングミニアニメ「ざしきわらしのタタミちゃん」

　人気漫画家の押切蓮介さんが初監督に挑戦する、クラウドファンディングミニアニメ「ざしきわらしのタタミちゃん」のメインキャストに、井澤詩織さん、新井里美さん、杉田智和さんが決定。コメントも届いています。

　「ざしきわらしのタタミちゃん」は、クラウドファンディングサービス「Makuake」（マクアケ）で、10月25日～12月25日の約2か月間、上京したばかりのタタミちゃんの、当面の生活費を支援する形で資金を調達。その支援や声援が、今作の制作に反映される、新たな参加型のアニメ制作プロジェクトです。

　上京後の生活を支援した人には、タタミちゃんより感謝の気持ちを込めた素敵なリターン品（「タタミちゃん」幸運の待ち受け画像や主題歌CD、トークショー参加券やアニメ生原画厳選30枚など）が用意されています。

　今作は、漫画家の押切蓮介さんが原作・脚本・キャラクター原案、そして初めて監督を務めるミニアニメ企画。アニメーション制作は、「バッテリー」や「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」など、有名作品を手掛けるZERO-Gが務めています。

　物語は、主人公の幸せを呼ぶキュートな妖怪・ざしきわらしのタタミちゃんが、東京に憧れ、遠く岩手の遠野より上京するところから始まります。東京に住む魑魅魍魎たち（幽霊や妖怪、人間）と生活し、様々な出会いを通し、ときにほっこり、ときに風刺の効いたストーリーで、タタミちゃんの成長が描かれています。

　今回、そんな「ざしきわらしのタタミちゃん」のメインキャストが解禁。かわいい見た目とは裏腹に、毒舌で元気いっぱいの主人公・タタミちゃんを演じるのは、井澤詩織さん。素敵な殿方との出会いを切望している、タタミちゃんが東京で借りたボロアパートの大家さん役には、新井里美さん。そして、タタミちゃんと同じアパートに住み、人をくすぐることを生きがいとする、くすぐり坊主に杉田智和さんが決定しました。

　「真面目にアフレコしてるんですけど、どーーーしても耐えきれなくて笑ってしまったシーンがいくつかあります」タタミちゃん役の井澤さん。「小憎たらしいけど最高にキュートな愛されキャラになるように頑張りました。皆様へのお披露目が楽しみ」とコメント。

　大家役の新井さんは、「押切さんから『新井さん、煩悩にまみれた尼さん役、お願いします』と。もう何て酷いお願いだ……本当に私がやるんですか……喜んでやりますとも、そういうの大好物なので！！」と、煩悩をぶちまけながらも、役の決定を喜んでいました。

　さらに、「杉田くんのあの芝居は、反則です。まぁ、酷い……あの坊さん役、酷い。想像を超える酷さで……かくゆう私も笑いがこられきれず、本番中に悶えてしまいました」と、本番中のエピソードを話しました。

　新井さんからそんな風に言われた、くすぐり坊主役の杉田さんは、「誰がジジイだ！幽霊は苦手ですが、人の怖さが際立つ作品でした」と語っています。

　最後に監督の押切さんは、「タタミちゃんの愛くるしさ、毒々しさを初め、周りを囲む不可思議なキャラクター達のカワキモイ様子に酔いしれて頂ければと思います！」と、今作のみどころを述べていました。今後の展開に注目したいですね。

（c）「ざしきわらしのタタミちゃん」製作委員会
情報提供：エイベックス・ピクチャーズ株式会社

（佐藤圭亮）