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梶裕貴が「ぴぷる」で実写連続ドラマ初主演 WOWOWで5月放送

おたくま経済新聞 / 2020年2月5日 17時0分

梶裕貴が「ぴぷる」で実写連続ドラマ初主演 WOWOWで5月放送

摘木健一役/梶裕貴(画像提供:株式会社WOWOW)

 原田まりるによるSFヒューマンコメディ小説「ぴぷる」(KADOKAWA刊)が、梶裕貴主演でWOWOWにて連続ドラマ化されることが決定した。梶はアニメ「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役などで声優として活躍しつつ、近年は映像作品や舞台でも活躍しているが、本作は梶にとって「実写連続ドラマ初主演」の作品。

 WOWOWオリジナルドラマ「ぴぷる~AIと結婚生活はじめました~」として、WOWOWプライムにて5月放送予定。

 原作小説「ぴぷる」は、近未来の京都を舞台に、人間とAIとの恋愛、結婚生活を描いた物語。

 雑誌「ダ・ヴィンチ」にて2018年11月号から2019年3月号にかけて連載され、小説と連動して企画されたWEBドラマ「耳で楽しむ小説『ぴぷる』」もオリジナルストーリーで同時展開された。キャラクターデザインを「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」、「君の名は。」などの田中将賀が担当。

 梶が演じるのは人型AIと結婚することを選んだサラリーマンの摘木健一(つみき・けんいち)。梶はWEBドラマでも摘木を演じており、その反響をうけて今回のドラマ版主演にも抜擢されている。

 物語の舞台は、2030年。人間とAIが結婚できるようになった近未来で、摘木と、その妻となった人型AIの「ぴぷる」、そして「ぴぷる」を開発したAI研究者の女性・深山楓(みやま・かえで)をはじめとする個性あふれるキャラクター達による、「AIと人間のあり方」を問うSFヒューマンコメディとなる。

 なお、本作の監督はドラマ「恋のツキ」などの酒井麻衣、ドラマ「アラサーちゃん 無修正」などの瀧悠輔が二人で担当。そして脚本は映画「デイアンドナイト」などの小寺和久が担当する。

■梶裕貴さん(摘木健一 役)コメント

▼「耳で楽しむ小説『ぴぷる』」に続き、実写ドラマへの出演が決定した時の印象

音声収録時、スタッフの皆さんと冗談まじりに話していた映像化の話が、まさか現実になるとは…!驚きと喜びと不安の入り混じった、初めての感情です。でもなにより、引き続き摘木を演じさせていただけることが本当に嬉しいです。

▼連続ドラマ初主演の意気込み

まったくもって未知の領域なので、漠然とした不安もありつつ、同時に、楽しみな気持ちもいっぱいです。…想像がつかない!(笑) とにかく、共演者の皆さんやスタッフの皆さんと、楽しみながら作品を作っていけたらと思います。

▼視聴者へのメッセージ

また新たな形で「ぴぷる」の世界をお届けできることを、キャストの一人として、とても嬉しく思います。"AI”と向き合うことで、逆に"人間"が見えてくる。少し未来のちょっと不思議な物語を、ぜひ楽しみにお待ちください!

■原田まりるさん(「ぴぷる」原作者)コメント

▼ドラマ化決定に関して

人型汎用AIをパートナーにできる近未来が訪れた時、人間の価値観やアイデンティティはどうなるのか?を踏まえ、さまざまな恋愛模様を描いたSF小説になります。この度は素晴らしい製作陣でのドラマ化となり、とても嬉しいです!また主演の梶さんには朗読劇の方でも主人公・摘木の声を担当していただいており、草稿から読んでくださっていました。その際、「本当に面白かった」と作品のことをとても愛してくださっていたので、どのように演じられるのか今から楽しみです!

(C)2020 ドラマ「ぴぷる」製作委員会
情報提供:株式会社WOWOW

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