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お花見気分だけでも……ご主人の想いが詰まった桜ラーメンに感謝

おたくま経済新聞 / 2020年3月23日 14時0分

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桜ラーメン(1200円/税込)を販売

 新型コロナウイルスの影響で、現在も日本列島は自粛ムードが漂い、日本の春の風物詩とも言えるお花見も、自粛する人が増えています。そんな人たちのために「麺昇 神の手」(東京都杉並区梅里1-18-12)のご主人が桜ラーメンを今年も期間限定で販売し、SNSなどで話題になっています。

 「麺昇 神の手」は、鉄板焼きとラーメンが楽しめるお店。ご主人は、白金・ハワイで人気の鉄板焼き料理のお店「甚六」で、13年修行した料理人一筋の方。そんなご主人が作る創作ラーメンが人気を呼び、度々テレビなどで紹介されています。

 ご主人はお店のInstagramで「今年はコロナのおかげで皆さん行動自粛 お花見も中止 でしたらこちらのラーメンでお花見気分だけでも」と、桜ラーメン(1200円/税込)を紹介。3連休に友人たちとやる予定だったお花見が中止になった筆者……さっそく「麺昇 神の手」に行ってきました。

 店内に入ると「麺昇 神の手」では、除菌スプレーで手を除菌することが義務付けれているため、筆者も除菌して着席。カウンターのテーブルには、桜ラーメンのメニュー表もしっかりと置いてあり、もちろん桜ラーメンを注文。

 桜ラーメンが出来上がる間、桜ラーメンのメニュー表を見てみると、使用具材(「特製たれ漬け地鶏の桜葉巻き焼き」「桜麩」「菜の花」「花びら百合根」「蛤(はまぐり)」「特注ピンク麺」「特製 鶏ガラ豚骨ピンクスープ」)が書かれてありました。

 調理場に目を向けると、ご主人が鉄板で何かを焼いています。実はこれ、桜ラーメンに入る「特製たれ漬け地鶏の桜葉巻き焼き」を焼いているのです。この時点で筆者のワクワク感はグングン上昇していました。

 そして、目の前に待望の桜ラーメンが運ばれてきました。本当にスープがピンク!真ん中の美味しそうなハマグリも存在感抜群です。また、花びら百合根と桜麩も春を演出して綺麗です。それでは実食!

 ピンクでモチモチの特注麺が、トロトロの特製鶏ガラ豚骨ピンクスープとよく絡みつき美味しい!桜麩や菜の花と一緒に食べると、思わず春の訪れを感じてしまいます。

 さらに、ハマグリは大きくて食べ応えがあり塩加減も最高!特製たれ漬け地鶏の桜葉巻き焼きも、外は香ばしくて中はジューシーでビックリするくらい美味!麺との相性もバツグンで、箸が止まりませんでした。

 あっという間に完飲&完食。ごちそうさまでした!ご主人がコロナの影響でお花見を自粛した人たちに、「こちらのラーメンでお花見気分だけでも」という想いで作った桜ラーメンですが、ご主人の想い、筆者にはビシビシ伝わってきました。ありがとうございました!

(取材・撮影:佐藤圭亮)

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