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マスクをしてる時の「メガネの曇り」を軽減する裏技

おたくま経済新聞 / 2020年6月5日 10時39分

マスクをしてる時の「メガネの曇り」を軽減する裏技

曇り解消

 メガネの愛用者にとって、マスク着用時のメガネの曇りはとても辛いと思います。筆者も目が悪く花粉症の為、長年眼鏡の曇りと戦っています。この記事ではマスクをした時のメガネの曇りを軽減する方法をまとめていきます。

■マスクをするとメガネが曇る理由

 まずは、マスクをすると何でメガネが何で曇るのか、それはマスクと鼻や頬の間に隙間が出来、そこから呼吸の呼気による水蒸気がメガネに当たり、メガネを曇らせてしまうそうです。呼吸の水蒸気が原因という事が分かったので、今度はどの様に水蒸気をメガネに当てない様にするのかを考えてみます。

■マスクの上部を内側に折り込む

 この方法はメガネをする方が良くされているのを見かけます。マスクの上部1センチほどを内側に織り込む事により水蒸気がマスクの織り込まれた部分に当たるので、水蒸気があたるのを“多少”さけられる、という方法です。

マスクを内側に曲げる

■マスクの耳掛けの部分を結ぶ

 マスクのゴムがちょっと緩くて鼻の部分に隙間ができ、それでメガネが曇る場合もあります。その解消方法として、マスクのゴムを短くするという方法があります。やり方は簡単、市販のマスクのゴム部分を少し縛って短くするだけ。

 自分の顔のサイズに合わせてゴムを調整することで、メガネ曇りを多少軽減できます。実際に試した感じでは、内側に折り込んだ方が効果があり、それの補助として両方やると良いかなという感じでした。

紐を結ぶ

■ マスクの内側に四つ折りにしたティッシュやスポンジを入れる

 え?こんな簡単な方法で?と思った方も多いと思いますが、この方法は水蒸気をティッシュに吸い込ませて対策するというもの。

 筆者も試しましたが、この方法が一番メガネが曇りませんでした。ただ、長時間経つと、ティッシュが湿って来るので、長時間の外出や仕事で長時間マスクを付ける場合は、定期的にティッシュの交換が必要です。ティッシュの代わりに薄いスポンジを両面テープで内側に貼り付ける方法も効果がありました。

ティッシュよりスポンジの方が効果強め

■レンズの汚れを落とすことで、曇りを軽減

 花粉や皮脂汚れがレンズに残っていると通常より曇りやすくなります。その解消として出かける前にレンズの掃除をしてから行くと多少曇りを軽減されます。

 レンズの掃除としては水洗い、眼鏡用の洗剤、代用品として食器洗い用の中性洗剤での洗浄と言う方法もあります。(※アルカリ性、酸性の洗剤を使用するとメガネのコーティングが剥がれるので、必ず中性洗剤を使用しましょう。)他、レンズを気温、室温に合わせて冷やしたり温めたりしても曇りが軽減されます。

■市販の曇り止めマスク、曇り止めグッズを使用する

 お金は掛かりますが、この方法が一番堅実かもしれません。最近はマスクの鼻の部分に付ける専用のスポンジのみが販売されていたり、曇り止めのスプレー、曇らない眼鏡というのもあります。

 とはいえ、現状コロナ禍の影響により、こうした便利グッズが手に入りづらくなっています。だからせめてと上記の代替案でしのいでいただけたら……と思います。

(戦魂)

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