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アメリカ独立記念日 各地で祝賀飛行などのイベントを開催

おたくま経済新聞 / 2020年7月7日 10時0分

アメリカ独立記念日 各地で祝賀飛行などのイベントを開催

アメリカ独立記念日を祝う花火(Image:U.S.Army)

 アメリカ独立記念日の7月4日、アメリカ軍は各地で記念のイベント「Salute to America」を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年とは違い大々的なものにはなりませんでしたが、航空機の祝賀飛行を中心に、トランプ大統領夫妻も出席して実施されています。

 アメリカ初代大統領をはじめ、歴代大統領4人(ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーン)の胸像が山腹に彫られていることで知られるサウスダコタ州のラシュモア山では、7月3日にトランプ大統領夫妻も出席して前夜祭が開催されました。

 ステージでは、地元サウスダコタ州兵音楽隊やアメリカ空軍音楽隊などが、集まった観客の前でコンサートを開催。この様子は中継もされています。


 また、トランプ大統領夫妻が敬礼する中、大統領専用ヘリコプターを運用する海兵隊HMX-1のMV-22BオスプレイやVH-60Nヘリコプターが祝賀飛行。アメリカ空軍からは大統領専用機VC-25やB-1B、F-16がラシュモア山上空を飛行します。


 祝賀飛行の最後を飾るのはアメリカ海軍の曲技飛行チーム、ブルーエンジェルズ。夕陽に染まるスモークが印象的です。

 夜になると、アメリカ空軍音楽隊の演奏とともに花火が打ち上げられました。


 7月4日のアメリカ独立記念日当日、ボストン港に係留されているアメリカ海軍最古の現役艦、コンスティチューションでは、艦長のアンドリュー・ボリレス中佐をはじめ、乗組員たちが19世紀当時の軍服に身を包み、21発の祝砲のほか、Facebookを通じたバーチャルイベントを実施しました。





 ニューヨークでは、アメリカ空軍のB-1B、B-2、F-15E、F-22、F-35Aがマンハッタン上空を祝賀飛行。曲技飛行チーム、サンダーバーズも航過飛行を実施しています。


 首都ワシントンD.C.では、ホワイトハウス前でイベントを開催。陸海空軍と海兵隊の儀仗隊と音楽隊によるコンサートのほか、海軍ブルーエンジェルズ、空軍サンダーバーズの祝賀飛行が行なわれました。





 また、陸軍のパラシュート展示部隊ゴールデンナイツの祝賀降下に合わせて花火も。トランプ大統領夫妻がその様子を見守りました。




 夜にはホワイトハウスをバックに花火も上がり、例年よりは大幅に縮小されたものの、独立記念日を祝うムードを盛り上げました。

<出典・引用>
アメリカ国防総省 プレスリリース
Image:USAF/U.S.Navy/U.S.Army

(咲村珠樹)

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