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「さあ食せ……」ファミマで販売された話題のドラゴンボール超を “#食べマス”

おたくま経済新聞 / 2020年7月31日 11時0分

「さあ食せ……」ファミマで販売された話題のドラゴンボール超を “#食べマス”

バンダイ「食べマス ドラゴンボール超」

 2020年7月28日より、全国のファミリーマートのチルド(冷蔵)デザートコーナーにて発売開始された「食べマス ドラゴンボール超」(369円税別)。

 食べマスとは、“和菓子でできた食べられるマスコット”をコンセプトとした、人気キャラクターを和菓子で表現した商品。株式会社バンダイよりシリーズ展開されており、2016年4月の発売開始以来、これまで40種類以上の商品が発表されています。

 今回の「食べマス ドラゴンボール超」は、そんな食べマスシリーズの最新作。編集部ではさっそくファミリーマートへ足を運んで購入したのち、実際に食べてみました。

 余談ですが、筆者は最寄りにあるファミリーマートで購入したのですが、その日はあいにくお店にあったのは1つだけ。これでは食レポが出来ぬ!と焦った私は、お店の人に取り置きをしていただき翌日追加で購入しました。快くご対応いただいたお店の方にこの場を借りて御礼申し上げます。

 さて、まずは食べる前にパッケージを確認。今回のこの商品、中身が「願いをかなえてやろう」というセリフでお馴染み、ドラゴンボールシリーズ全般に出てくる龍のキャラクター“神龍”(シェンロン)と、タイトル名にもなっている神龍を呼ぶ際に必要な7つの球体“ドラゴンボール”が和菓子になっているのですが、ドラゴンボールリアルタイム視聴世代である私でも一目で「あっ、これがそうか!」と分かる形状になっています。

 偶然にも今回購入したのは、原作第1話から登場する星が4つ刻まれた“四星球”(すーしんちゅう)のドラゴンボール。少々懐かしさを覚えつつの購入だったことをご報告いたします。

 またパッケージ前面には主人公の“孫悟空”が四星球を握りしめたシールが貼付。こういうところでもファン心をくすぐる仕様になっています。

 そろそろ開封をいたしましょう。まずは神龍ですが、あの独特の皺も見事に表現しながら、角や目の部分は別の着色料を使用してしっかりと色分けしています。さらに面白いのが、胴体と顔部分が分けられているということ。これは推測になりますが、恐らく胴体の部分は形状がシンプルなため、複雑な顔部分と分けて製造した方が効率が良かったのかもしれません。

 一方ドラゴンボールの方ですが、こちらはぱっと見で分かるオレンジの艶がとても鮮やか。手に吸い付いてくるような触感でした。しかしながら裏面のラベルで“ミルクバター味”と記載されていたのですが、和菓子に洋菓子テイストの味付けとは近ごろの和菓子も創作感がより強くなっていますね。

 さて食レポならば、とにもかくにも食べてなんぼ。そろそろ“本題”に入ります。モグモグ。

 神龍の方は抹茶味となっていますが、白生餡をメインに使用しているだけあって、苦みよりも甘さに力点を置いた味付け。この商品のターゲット層であろうお子様が楽しめる味付けにしてますね。断面にはぎっしりと餡が入っています。

 一方ドラゴンボールですが、こちらは冷たい生地の食感がとても喉越しが良く、またミルクバター味のペーストも優しい味付けになっているため、2つが絶妙にマッチングした仕様になっています。コンビニデザートとはいえ、これはなかなかに新感覚食感の和スイーツではないでしょうか。さてさて断面図をチェック……と思ったら生地がもっちりすぎて手で切れない!ということで、包丁でカットしました。

 ということであっという間にペロリ。ちょうどいい量目で、ティータイムのおやつとしても最適。“男の和スイーツ”とは銘打っていますが、女性も十二分に楽しめると思います。

 そんなところで、記事を書こうと思ってこちらの商品のHPをクリックしたところ、どうやらTwitterとInstagramで #食べマス のハッシュタグをつけて投稿すると願いが叶うかもしれないとのこと。ちなみにこの商品、ドラゴンボールの種類は全9種類ということなので、ご興味のある方はぜひコンプリートを。

(向山純平)

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