フロア面積が世界最大に IQOSストア札幌移転リニューアルオープン 柴野大造氏特製ジェラートも
おたくま経済新聞 / 2020年12月18日 13時0分
時計台近くに移転リニューアルオープンしたIQOSストア札幌
フィリップ モリスの加熱式たばこIQOSの発信基地、IQOSストア札幌が2020年12月18日に移転リニューアルオープン。世界最大となったフロアでは、コワーキングスペースとしても使えるラウンジのほか、ジェラート世界チャンピオンの柴野大造さんコラボの特製ジェラートも味わえます。その事前説明会がオンラインで開催されました。
東急百貨店さっぽろ店から移転リニューアルオープンしたIQOSストア札幌は、時計台にほど近い敷島北一条ビル(札幌市中央区北1条西3丁目3)の1・2階。通りに面したウインドウには様々なアート作品が展示され、最初の作品として紀州箪笥職人の東福太郎さんによる桐工芸作品「HOU-OU」が展示されています。
IQOSは成人喫煙者用の商品。ですからIQOSストアも未成年者の入店ができません。そして新型コロナウイルス感染予防のため、入店時の検温や手指の消毒、マスクの着用のほか、店内では適切な対人間隔(ソーシャル・ディスタンシング)の確保が求められます。
約700平方メートルのフロア面積は、これまで日本最大だったIQOSストア福岡(240平方メートル)の3倍以上となり、世界最大規模のIQOSストアとなりました。フィリップ モリス ジャパンの八木崇文さんによると、これまでの店舗ではラウンジの順番待ちが生じるほどの人気だったため、もっとゆったりとIQOSとの時間を味わって欲しいという気持ちから、フロア拡張を決めたといいます。
フロア構成は、IQOSを知ってもらい、また ユーザーへのサービスを提供する1階と、IQOSを楽しんでもらう2階とに大きく分かれます。1階のPRODUCT ZONEでは、IQOSの全製品ラインナップと豊富なアクセサリーを展開。
EDUCATION ZONEでは、加熱式たばこIQOSの特徴や、使い方を丁寧に紹介。DISCOVERY ZONEでは、好みに合った味わいを見つけることができる、ヒートスティックの体験もできるようになっています。
もちろん、ユーザーのサポートも充実。SERVICE ZONEで、デバイスのメンテナンスをはじめとするアフターサービスを提供します。
2階はIQOSユーザーと、その同伴者のみが利用できるフロア。IQOSをより深く楽しむための場所となっています。
IQOSは自分の好みに合わせて、様々にデバイスのカスタマイズができるのも楽しみの1つ。PRODUCT ZONEにはデバイスのカスタマイズ用品が並び、心ゆくまでカスタマイズの楽しみを味わえます。
また、IQOSを楽しむためのグッズを紹介・販売するMaker’s Galleryでは、IQOSとコラボした様々なグッズを手に取り、購入することができます。まずはウインドウの桐工芸作品「HOU-OU」作者である東福太郎さんと、IQOSがコラボした桐工芸のグッズが並んでいます。
IQOSとの時間を過ごすことができるラウンジスペース、COMMUNITY ZONEは電源コンセントとWi-Fiを完備。コワーキングスペースとしても活用できます。
個室のように使えるスペースもあり、ちょっとしたミーティングにも向きそうです。
ここではIQOSとのマリアージュが考えられた、オリジナルのコーヒーが提供されるほか、アジア人として初めて世界チャンピオンに輝いたジェラート職人、柴野大造さん(石川県能登町・MALGA GELATO)による特製ジェラートも味わえます。自らもIQOSユーザーである柴野さんが、IQOSとの相性を考えて生み出したジェラートは、全部で4種。店内にフリーザーを導入し、作りたてが提供されます。
事前説明会に登場した柴野さんは、ご自分のIQOSライフを紹介したのち、IQOSのために作られた限定ジェラートについて解説。それぞれの狙いとレシピを詳しく語ってくれました。
柴田さんが「クラシックなバニラを再定義した」と語るイタリアンクラシックは、特にレギュラー系のヒートスティックとの相性を考えて作られたもの。伝統的なミルクバニラにレモンとオレンジの香りでアクセントをつけ、コーヒーとシナモンパウダーを忍ばせます。わずか0.1%加えたダークラムが、味に奥行きを加えているんだとか。乳固形分8.9%、乳脂肪分5.7%と低脂肪なのも特色です。
ミント系のフレーバーに合う、というマンダリンジンジャーミントは、マンダリンオレンジにミントの香りを乗せたソルベ。フィニッシュにジンジャーのピリッとした辛さを加え、後味を引き締めたそうです。
フレーバー系のヒートスティックを意識したエクゾチック。グアバ、パイナップル、パッションフルーツというトロピカルフルーツに、ライムゼストとライム果汁でアクセントをつけた品で、グアバとパッションフルーツはピューレを使うことにより、フレッシュフルーツの味わいを超え「立体的な、五感で味わうジェラートに仕上げた」とのこと。フレッシュミントが爽やかな後味を印象付ける形になっているそうです。
シーズナルブレンドとして紹介されたのが、地中海ブレンド。「記憶のスイッチを押す、そんな味わいをイメージした」とのことで、ハードにローストしたピスタチオなどのナッツとシチリア名産のマルサラ酒が特徴的な品だといいます。
柴野さんによると、通常オリジナルジェラート開発を行う場合は、農家から素材を提供されたり、企業の既存商品を生かした味の開発が多いとのことで、今回のようにIQOSとの相性がテーマになるケースは非常に新鮮で、かつ「答えが職人側に委ねられているような、非常に難易度の高い作業」だったそうです。「まずは、それぞれのフレーバーを全て試して、その世界観を理解することから始めました」と語ってくれました。
また、ジェラートとIQOSのマリアージュを楽しむだけでなく、イタリアンクラシックや地中海ブレンドのクリーム系ジェラートにエスプレッソを注ぎ、イタリアンスイーツの「アフォガード」として楽しむと、また違った味わいとなり、IQOSとのマリアージュの世界観がより深く楽しめるそうです。ストロング系のコーヒーとの組み合わせがおすすめだそうですよ。
これらのジェラートは、IQOSPHERE会員のランクによって提供可能な数が異なり、プラチナではドリンクと合わせ3品まで、ゴールドでは2品まで、ブロンズでは1品までが無料で提供されます。同伴者は会員のランクに準じた数量となります。
移転リニューアルオープンを記念し、新店舗に来店した先着1000名には、オリジナルサーモボトルがプレゼントされるとのこと。これもコレクターズアイテムになりそうです。
移転リニューアルオープンしたIQOSストア札幌は、札幌市中央区北1条西3丁目3、敷島北一条ビル1・2階。営業時間は、年末年始を除く11時~21時となっています。
取材協力:フィリップ モリス ジャパン合同会社
(咲村珠樹)
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