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洗濯したい飼い主VS構ってほしい猫 あの手この手の妨害工作にトホホ

おたくま経済新聞 / 2021年5月7日 7時0分

洗濯したい飼い主VS構ってほしい猫 あの手この手の妨害工作にトホホ

洗濯作業をするたびに愛猫に妨害される飼い主の投稿が話題。

 「洗濯機を使わせてください。
 洗濯ネットを使わせてください。
 干してある洗濯物を落とさないでください」

 まるで掲示板の注意告知のようなつぶやきをしたのは、Twitterユーザーのmimi&momoさん(以下、飼い主さん)。そして同時に投稿した3枚の写真に写っていたのは、犯ニャンであるチンチラシルバーのミミちゃん4歳です。

 この日飼い主さんは、洗濯をしようと投稿にある一連の作業を行っていたのですが、そのたびにミミちゃんが妨害。

 洗濯機に洗濯物をいれるとき、別洗いするものを入れるために洗濯ネットを取り出そうとするとき、そして洗濯物を干すときに、都度シュババババっと参上しその存在をアピール。余談ですが、ミミちゃんは運動能力自体は高くなく、動きはおっとりしているとのこと。

洗濯機の中にミミちゃん。

洗濯ネットの上にミミちゃん。

洗濯物を叩いてしまうミミちゃん。

 ちなみにミミちゃんは、クローゼットを開ければ中に入ってくつろいだり、飼い主さん夫婦がテレビを見ていると、テレビ台の真ん中に陣取ったり、飼い主さんが筋トレをしていると、そのインターバル中に筋トレ器具の上でくつろいだり……と、何かにつけて飼い主さんに構ってもらおうとする性分。

かまってちゃん性分なミミちゃん。飼い主が何かするたびにやってきます。

 とはいえ、それだけ飼い主さんがミミちゃんに愛されているということの証左でもありますが、ここにいたるまでは紆余曲折があったそうで。

 「元々ミミは、妻が結婚前から飼っていた子なんです。私は妻と出会った当初からミミにメロメロだったんですが、ミミはとても警戒心が強く、臆病で気難しい性格もあってなかなか近くに来てくれなくて。当初は近づくたびに『シャー!』っと威嚇されていたんですよ」

 と、その馴れ初めを語ってくれた飼い主さん。それでも諦めずに、毎日溺愛とアピールを続けて少しずつ距離を縮めた結果が、現在の状況。

 今では、出かける際はお気に入りのおもちゃを咥えながら、赤ん坊のような声で鳴いて徘徊したり、朝の起床時や帰宅時には、駆け寄ってきてスリスリ甘えてきたりと、ミミちゃんから積極的にアプローチをするほどに。

 「傍から見ると一見煩わしいようなことでも、私たち夫婦にとっては愛おしく、本当にかわいいなと幸せを感じています」

 そんな飼い主さん夫婦ですが、現在はミミちゃんに加え、結婚後に迎え入れたというメスのブリティッシュロングヘアーのモモちゃんとも一緒に暮らしています。

 ちなみにモモちゃんも、飼い主さん同様に「ミミちゃんLOVE」とのこと。あとをついて回ったり、仕草を真似したりするんだとか。

結婚後、飼い始めたというモモちゃんもミミちゃんLOVEな猫ちゃん。

 ただし、ミミちゃんはモモちゃんに対してまだ完全に心を開ききっていない様子で、ミミちゃんがちょっかいを出すと威嚇するときもあるんだそう。

 とはいえ、そんなことでは挫けないモモちゃん。飼い主さんという“前例”もあるし、めげずにアタックし続けてね!

洗濯機を使わせてください。
洗濯ネットを使わせてください。
干してある洗濯物を落とさないでください。#チンチラシルバー #ペルシャ #ねこ #ネコ #猫をTLに流しちゃおう #猫好きさんと繋がりたい #CatsOfTwitter pic.twitter.com/bad5gSKaRX

— mimi&momo (@mimi_to_momo) May 3, 2021

<記事化協力>
mimi&momoさん(@mimi_to_momo)

(向山純平)

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