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「進撃の巨人」の容器回収BOX 作者出身地・大分県日田市に期間限定で設置

おたくま経済新聞 / 2021年6月10日 13時46分

「進撃の巨人」の容器回収BOX 作者出身地・大分県日田市に期間限定で設置

進撃の巨人空容器回収ボックス

 先日、11年7か月におよぶ長期連載に幕を下ろしたことでも話題となった人気漫画「進撃の巨人」。その作者である諫山創の出身地・大分県日田市に「進撃の巨人空容器回収ボックス」が登場。6月9日~11月22日(予定)まで大龍ラーメン蔵龍 店舗前自動販売機横(大分県日田市元町13-4)に設置されます。

 「進撃の巨人」とコラボした自販機専用空容器回収リサイクルボックス設置プロジェクトは日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で、コカ・コーラ ボトラーズジャパンも参画しています。

 同プロジェクトは「CHANGE FOR THE BLUE in大分」が実施しており、自動販売機横の空容器回収BOXへの一般ごみなどの異物の投入防止、空容器回収BOXがごみ箱ではないという意識付けを通じて自販機周辺の環境美化を図り、最終的には海洋ごみ問題改善を目的としています。

 6月9日には大分県日田市の日田駅前広場にて空容器回収BOX完成披露除幕式を開催。

空容器回収BOX完成披露除幕式

 除幕式に先立ち、4月29日に「進撃の巨人」の調査兵団コスチュームをまとった学校法人平松学園大分短期大学の学生4名での調査を実施。日田駅周辺の空容器回収BOX(コカ・コーラ社が自動販売機を設置している3箇所)の内容物を回収し、「周辺が汚れていないか?」「BOXの投入口に異物が詰まっていないか?」などがチェックされました。

 そのうち最も改善が必要と判断された大龍ラーメン蔵龍 店舗前自動販売機横に海洋ごみ問題の啓発意図を込めた「進撃の巨人」コラボ・オリジナル空容器回収BOXの設置を決定。

 オリジナル空容器回収BOXは巨人の口が大きく開いたデザインで口の中に投入口があるため、空容器を投入する際には巨人の口に手を突っ込んでいるような状態に。漫画でセンセーショナルに描かれた、人間が巨人に食べられる様子を彷彿とさせる仕様になっています。

大龍ラーメン蔵龍 店舗前自動販売機横に設置

 今後は設置前後でどんな変化があったかなどの調査を行い、異物投棄を防ぐ啓発活動を実施していくとのこと。公式サイトには「この自動販売機周辺をキレイにし、人類が暮らしている痕跡を消すことで、巨人は姿を消すだろう」というコメントも。果たして人類はごみのマナーを改善し、巨人を駆逐することができるのか?

 プロジェクトの詳細は公式サイトで確認できます。

情報提供:コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社

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