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陶器のエヴァンゲリオン零号機 陶芸家らしいファンアートに称賛の声

おたくま経済新聞 / 2021年10月5日 9時0分

陶器のエヴァンゲリオン零号機 陶芸家らしいファンアートに称賛の声

陶器で作られたエヴァンゲリオン零号機 作品の出来栄えに称賛の声

 陶芸家の上村慶次郎さんがつくった「エヴァンゲリオン」のファンアート。陶芸家ならではの技術をいかした、陶器のエヴァンゲリオンです。陶器独特の焼き上げによる表面感が何とも渋くてカッコいいです。

 上村さんはエヴァ以外にもダンバインやボトムズなど多くのロボットアニメに登場する機体を陶芸にて制作しています。

 プラモデルを作っていたら陶芸に集中できず、陶芸をやっていたらプラモデルに集中できず、「だったら陶芸でプラモデルを作っちゃえばいいんじゃない?」という発想から制作を思い付いたそう。

 もちろんこうした作品は趣味での制作になりますが、本業の陶芸作品のための技術向上にも活かせているとのこと。趣味と実益を兼ねるとはまさにこの事。

片膝立ちがカッコいいエヴァ零号機

今にも動き出しそうな迫力です

 今回の「エヴァ零号機」以外にも「初号機」「弐号機」も制作しており、「片膝立ちで作ったらカッコ良さそう」という理由からこのポーズでの制作を決めたそう。個人的にはヤシマ作戦時の零号機を彷彿とし……とても胸が熱くなりました。

 制作に使用する粘土や釉薬(ゆうやく)にも強いこだわりも持っている上村さん。作品へのこだわりについてうかがうと「せっかく自分で作った土なので、土味を活かそうと思いました、そして、手捻りなので、キッチリカッキリ造らず、手で造る柔らかさを活かしたいと思いました」とのこと。ロボットというよりも人間に近いフォルムが特徴的なエヴァンゲリオンなので、陶芸との相性は良いのかもしれませんね。

 この作品を上村さんがツイッターで紹介したところ、1万件を超える「いいね」がつくなど大きな反響を呼んでいます。「ツイッターを始めたばかりなので、あまりよく分からないところがあるのですが、たくさんの方がリツイートやコメントを頂けるのでありがたい事だなぁ、と思っています、感謝です」とコメント。

 なお現在は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」に登場する「ガンダムバルバトス」を制作中の模様。また10月15日から27日に京都陶磁器会館(京都市東山区)にて個展を開催予定など陶芸家として精力的に活動中。今後の活動にも注目が集まります。

陶芸でエヴァンゲリオンを造りました、
プラモデルを作ってたら、陶芸に集中出来ず、
陶芸をやってたら、プラモデルに集中出来ず、
じゃあ、陶芸でプラモデルを造っちゃえばイイんじゃない⁈
と思って、やってみたら新しい楽しみが出来ました! pic.twitter.com/pBRjWytar6

— 上村慶次郎 (@2Grq2X6QEhyNon0) September 30, 2021

<記事化協力>
上村慶次郎さん(@2Grq2X6QEhyNon0)

(山口弘剛)

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