懐かしの漫画雑誌「わんぱっくコミック」がデジタル版で復刻!第3弾が刊行
おたくま経済新聞 / 2021年10月17日 16時0分
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わんぱっくコミック・リバイバル
昭和60~64年に刊行されていた少年漫画雑誌「わんぱっくコミック」がデジタル化されて復刻。シリーズ「わんぱっくコミック・リバイバル」第3弾として、掲載作品が電子書籍で単行本化して刊行されます。10月18日の配信開始後は、毎月中旬に5点を配信予定。配信価格は税込990円です。
「わんぱっくコミック」はコロコロコミックやコミックボンボンなどと同じ小学生の年齢層をターゲットとした漫画雑誌。昭和60年に臨時増刊として刊行され、昭和61年5月から本格的に月刊誌化された雑誌です。
ファミコンなどのゲーム機文化が流行したと時代背景もあり、「ゼルダの伝説」や「スーパーマリオブラザーズ」など当時人気のあったゲームを題材にした漫画を多く掲載。その他に時代を風靡したラジコン漫画も多く掲載され、ゲーム文化のピークの後には流行したシールをテーマとした漫画やオリジナル作品が掲載されていました。
「わんぱっくコミック・リバイバル」では、当時の少年たちの心を掴んで離さなかった漫画の中から、厳選した作品を電子書籍として配信。第3弾となる今回は5つの作品が配信されます。
一つ目の作品は田森庸介の「無茶の猫丸」第3巻。暗夜魔将によって滅ぼされた三毛家の生き残りの少年・猫丸を主人公としたヒロイックファンタジー漫画です。第3巻は猫姫を羅紗王から取り戻した猫丸たちが、暗夜魔将を打ち破るために三種の神器を探し求めるも、妖魔幻幽衆の六人が立ちはだかる……というストーリーになっています。
二つ目の作品はかたおか徹治の「ファミ魂ウルフ」第2巻。名前の通りファミコンを題材にした熱血ゲームバトル漫画です。第2巻は千葉県の予選大会の見学で逆叉ケンという良きライバルであり友を得た主人公の命知郎が、誘拐された栃木県代表の狐島陽子を救うため、妹の夕美とともに那須岳に向かう物語となっています。
三つ目の作品はやまと虹一の「バトル・キッズ」。新しい自転車スポーツの「サイクルバギー」に魅せられた生沢進が、交通事故のトラブルをきっかけに踏み入れたサバイバルレースの世界を描いた作品です。
四つ目の作品はみなづき由宇の「レイラ」。狂人博士チネルコフ・マニチカが作り上げた、地球の植民星であるアステリアを襲う恐怖の生命体キマイランに、若き乙女レイラたち特殊部隊CATが立ち向かうという物語。巻頭には雑誌折込付録だったレイラとイリスのW美少女カラーピンナップが再現されています。
五つ目はしごと大介の「激めん太郎」第2巻。めんこを扱わせれば日本一という激太郎を主人公とした作品です。めんこ中国人集団と「極めん」の争奪戦で競い合い、そこで名人・極に後継者と認められた激。金めんを自ら探しに出た激が目にするゴールとは……というストーリーになっています。
(C)YOHSUKE TAMORI 2021
(C)2021Tetsuji Kataoka
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(C)2021Yuu Minazuki
(C)2021Daisuke Shigoto
情報提供:徳間書店
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