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時代を反映? カプセルトイ「カプセル暮らし」の開発秘話

おたくま経済新聞 / 2021年12月11日 10時30分

時代を反映? カプセルトイ「カプセル暮らし」の開発秘話

オオカミ、ヒツジ、ゾウ、カバ、ヌー、ニンゲンの全6種

 カプセルトイブランドTAMA-KYUから、11月下旬に登場したエコードワークス企画の「カプセル暮らし」。これが現在(2021年12月8日時点)、発売からわずか1週間足らずで完売情報が相次いでいるそうです。今回は製品情報はもちろん開発秘話などを交えて紹介します。

 「カプセル暮らし」はカプセルに入って身を守りながら、安全安心な生活を送る生き物たちをモチーフにしたフィギュア。オオカミ、ヒツジ、ゾウ、カバ、ヌー、ニンゲンの全6種で、11月下旬から全国のカプセルトイ売り場で発売されました。

カプセルトイ「カプセル暮らし」の開発秘話

 ちなみにカプセル自体も作品の一部となっており、カプセルを付けたまま飾ることができます。もちろんカプセルを外してフィギュアのみを飾ることも可能です。

 作者でエコードワークスのフクサワタカユキさんは、ソーシャルディスタンスや外出自粛など、コロナ禍で変化したライフスタイルからヒントを得て、バブル方式で快適に生活する動物の姿をキャラクター化したとのこと。

 また、それはキャラクター化する動物選びにも反映されており、ゾウやヌー、カバやヒツジ、オオカミにニンゲンと、いずれも集団で暮らすことの多い生き物たちをセレクトしたそうです。

 動物たちの表情に、どこか哀愁を感じさせるのは、カプセルに守られて平穏な生活を送ることができるものの、お互いに一定以上近づくことができないため、「仲間と身を寄せ合うことを望んでいるからかもしれません」とコメントしています。

「カプセル暮らし」

 しかし、「カプセル暮らし」の特徴は前述したようにカプセルを外した状態でも飾れること。脱カプセル状態で動物たちを隣り合わせに並べると、同じ表情のフィギュアでもどこかほっこりした印象に見えてくるのは気のせいでしょうか。

 やっと緊急事態宣言も解除されましたが、再び訪れるかもしれない自粛生活。しかし、数年後には「こんなこともあったね」と語り合える日が来るといいですね。

 作者のフクサワタカユキさんも「昨今のライフスタイルをシンボライズしたメモリアルなひと品として『カプセル暮らし』をお手元にコレクションしてみてはいかがでしょうか」とコメントしています。

情報提供:エコードワークス

(佐藤圭亮)

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