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まるで生きてるみたい 今にも動きそうな石粉粘土のもっちりピカチュウ

おたくま経済新聞 / 2021年12月17日 9時0分

まるで生きてるみたい 今にも動きそうな石粉粘土のもっちりピカチュウ

まるで生きてるみたい 今にも動きそうな石粉粘土のもっちりピカチュウ

 ご存じ「ポケットモンスターシリーズ」において、看板的なキャラクターであるピカチュウを石粉粘土で制作したファンアート作品が大きな話題になっています。

 手にしがみつくピカチュウはまるで生きているかのような躍動感。加えて硬い粘土とは思えないふわふわとした質感……。極めつけはゲームやアニメのピカチュウとは少し異なるもっちりとしたビジュアル。見ると思わずクスッとしてしまう作品に仕上がっています。

 この「もっちりピカチュウ」を制作したのは造形作家のもんとみさん(@shigemochi_kun)。石粉粘土を使って主に動物の置物を制作しています。

 「手触りのある癒やし」をコンセプトに、もちっとしたおおらかな造形と、表面を滑らかになるまで磨いたつるりとした作品がもんとみさんの作品の特徴です。その他、カプセルトイの原型制作や書籍の出版など、活動範囲は多岐にわたります。

 もんとみさん自身、子どもの頃からポケモンに慣れ親しんでおり、大人になった今でもその熱量は失われていません。ポケモンシリーズ初の実写映画である「名探偵ピカチュウ」を映画館で見てから「なぜ我が家にはピカチュウがいないんだろう……」と切なく感じて、手のひらサイズのピカチュウを制作するようになったのだそう。

名探偵ピカチュウのような帽子をかぶったピカチュウ

 今回の作品もそんなピカチュウシリーズの新作。現実に存在する生き物として感じられる、どこかいたずらっぽい表情や仕草はもんとみさんが以前飼っていたハムスターの要素が取り入れられています。

ドーナツを食べるもっちりピカチュウ

 制作中、特にこだわったと話すのは「握った時の指の埋まり方が自然にみえるようにする」こと。

 胸周りの毛の密度や頬の膨らみを再現するのに隙間ができてしまうと説得力に欠けてしまいます。乾燥させると粘土の形状が変わってしまうため、出来た隙間に再度、粘土を入れ込むなど時間をかけて細かな調整を行ったそうです。

作品制作中の様子

 こうした細かい作業によって生まれた「もっちりピカチュウ」は今にも動き出しそうなリアルな作品に。ツイッターの投稿には20万件もの「いいね」が付き、海外のポケモンファンからも多数のコメントが寄せられました。

 大きな反響に対しもんとみさんは「国内外問わずたくさんの反響がありうれしく思います。ハムスターのようなピカチュウが部屋に棲んでいたらいいのにという空想から作ったもっちりピカチュウは、シリーズとして今後も作り続けていきたいと思います」と、コメント。

 次はいったいどんな姿のピカチュウが見られるのでしょうか。もっちりピカチュウのように期待に胸を膨らませて待ちたいと思います。

石粉粘土をこねてやすって磨いて作るもっちりピカチュウ pic.twitter.com/srvihnUKmH

— もんとみ|もっちり動物造形作家|書籍発売中です! (@shigemochi_kun) December 11, 2021

<記事化協力>
もんとみさん(@shigemochi_kun)

(山口弘剛)

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