家庭用ゲーム筐体「ARCADE1UP OutRun」再販決定
おたくま経済新聞 / 2022年2月16日 16時30分
家庭用筐体「ARCADE1UP OutRun」
1980年代半ばに各地のゲームセンターに設置されていた、セガのドライビングゲーム「OutRun」が楽しめる家庭用筐体「ARCADE1UP OutRun」が、2022年2月より再販されることになりました。
ゲームセンターに設置されていた筐体を少々小ぶりにした家庭用サイズ。「OutRun」のほか、セガのドライビングゲーム計4タイトルがプレイできる仕様となっています。
ARCADE1UPは、アメリカのTastemakersが製造する家庭用のゲーム筐体。ゲームセンター用の筐体デザインをモチーフにし、家庭でゲームセンター気分が味わえる製品となっています。
大きさは、本体が幅47cm×高さ116cm×奥行き57cm、分割され前後に位置調整が可能なベンチシートが幅50cm×高さ47cm×奥行き98cmと、ゲームセンター用筐体よりはひと回り小ぶり。しかしハンドルやアクセル・ブレーキペダル、シフトレバーなども備えた本格派です。
今回、再販されるのは、セガが1986年にリリースしたアーケードゲーム「OutRun」。レースを楽しむというよりは、様々なコースをミスなく走破し、ドライビングそのものを楽しむような設定のタイトルでした。
ゲームセンター用の筐体では、ゲームタイトルを変更するには基板を交換する必要がありますが、この「ARCADE1UP OutRun」には、全4種のゲームタイトルが内蔵されているのが大きな特徴。「Turbo OutRun」「OutRunners」のシリーズ作に加え、OutRunでディレクターを務めた鈴木裕さん開発の「Power Drift」も入っています。なお輸入商品のため、内蔵されているのは海外版とのことです。
もちろん、家庭用筐体らしく、難易度設定や音量調節も可能。自分の好きなシートポジション、プレイスタイルで楽しむことができます。また、ファームウェアをアップデートすると「RAD RALLY」もプレイ可能になるとのこと。
価格は税別8万8000円。各ECサイトで販売され、2月18日より順次出荷予定。このほか2月17日より、東京・銀座の博品館TOY PARK4階にて実機が展示されるとのことです。
情報提供:株式会社シャイン
(咲村珠樹)
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