朝井リョウの小説「正欲」が映画化決定!稲垣吾郎と新垣結衣が出演
おたくま経済新聞 / 2022年9月12日 9時27分
正欲 2023年全国ロードショー
稲垣吾郎、新垣結衣が出演する映画「正欲」が、2023年に全国ロードショーされることが決定。出演する2人に加え、監督、原作者よりコメントが到着しました。
原作は、2021年に発売され、第34回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説。原作者の朝井リョウは、2009年に「桐島、部活やめるってよ」で第22回小説すばる新人賞を受賞。2013年には「何者」で直木賞に輝いています。
作家生活10周年である2021年に発売された「正欲」は、衝撃的な内容で大きな波紋を呼んだ話題作。家庭環境、性的指向、容姿など「選べない」背景を持つ人たち。生きていくための推進力とは何かを炙りだしていく衝撃的なストーリーが、ある種のラブストーリーとして映画化されています。
不登校の息子が、世間から断絶されることを恐れる検察官・寺井啓喜(てらい・ひろき)役の稲垣吾郎は、「難しい題材にチャレンジする、監督、スタッフの皆様と共に丁寧に演じていきたいと思います」とコメント。
新垣結衣が演じるのは、特殊性癖を持ち、世間との断絶を望む桐生夏月(きりゅう・なつき)。難しい役柄に、「自分なりに、夏月達が生きる世界を必死に生きたいと思います」と語っています。
監督は、2017年に公開された「あゝ、荒野」や、2022年公開の「前科者」を手掛けた演出家の岸善幸。監督として「原作の衝撃と感動がずっと消えません。大切なのに、難しい、つながり。世界から『普通ではない』と片づけられてしまう人たちの、歪みのないつながりを描こうと思います」と心境を語っています。
また、原作者の朝井リョウは、映画化にあたり「この物語の核が、いい映画を創るという意思以外の部分で歪められることのないよう、緊張感とともに祈っています」と心境を表現しています。
なお、映画は現在撮影中で、10月下旬にクランクアップ が予定されているとのことです。
【作品概要】
原作:朝井リョウ『正欲』(新潮社刊)
監督:岸善幸 脚本:港岳彦
制作:テレビマンユニオン 製作幹事:murmur 配給:ビターズ・エンド
情報提供:映画『正欲』
※初出時より一部表現の変更をおこないました(更新:2022年9月12日11時52分)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【「違国日記 」評論】映画制作の喜びに溢れたような自由さが“かけがえのない時間”を焼きつける
映画.com / 2024年6月16日 6時0分
-
【アマプラ】見逃せない「新作レンタル邦画」5選 2023年公開の映画をおうちで楽しもう
Fav-Log by ITmedia / 2024年6月5日 17時55分
-
【インタビュー】新垣結衣、芝居は「見え方を意識しない」経験から導かれた表現術
cinemacafe.net / 2024年6月3日 7時45分
-
新垣結衣、傷ついた経験は「乗り越える」ではなく「一緒にいる」デビュー当時からブレない“軸”に迫る【「違国日記」インタビュー後編】
モデルプレス / 2024年6月2日 6時0分
-
磯村勇斗、新垣結衣とのツーショット公開! 『正欲』で共演「可愛すぎてギャップにやられました」
オールアバウト / 2024年5月24日 11時45分
ランキング
-
1【終活は万全に見えたが…】中尾彬さんに相続問題浮上 法定相続人である“元妻との息子”への連絡は一切なし、元妻が告白「怒っています」
NEWSポストセブン / 2024年6月21日 11時15分
-
2都知事選掲示板にヌードポスター ひろゆき氏「世も末」 SNSで批判噴出
日刊スポーツ / 2024年6月20日 18時52分
-
3テレ朝・並木万里菜アナと佐々木一真アナ 7月の人事で報道局に異動
スポーツ報知 / 2024年6月21日 2時0分
-
4飲食店の「タッチパネル批判」と誤解され... 孤独のグルメ原作者「さすがに滅入りますね」
J-CASTニュース / 2024年6月20日 15時0分
-
5「佐々木希に似てる」仲間由紀恵の珍エピソードで注目集めた生瀬勝久の“美人すぎる妻”
週刊女性PRIME / 2024年6月21日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください