自称「2858年からのタイムトラベラー」2023年におこることが色々とやばい

　SF映画やアニメなどでも散々取り扱われる「タイムトラベル」。自分が設定した時代に自由に行き来できてしまう夢の技術です。もちろん2023年現在、その技術は実現しておりません。

　もし仮に「タイムトラベル」が実現するのであれば、未来のことも簡単に予言できてしまうでしょう。そんな中、なんと2858年という遠い未来からやってきた人物がTikTokで話題となっているのです。しかも2023年に起こることを予測しており反響を呼んでおります。

　はたして何が起きるというのでしょうか。

■　2858年のタイムトラベラー曰く、2023年に起こること、それは……

　将来何が起きるのかは誰にもわかりません。しかし、未来からやってきた人物であればそれは可能。本物ならね。

　イギリスの大手メディア「デイリー・スター」が紹介した、TikTokの「@darknesstimetraveler」というアカウント。

The "time traveller" claims to be visiting from the year 2858https://t.co/ZtVZTTyA5L

— Daily Star (@dailystar) February 20, 2023

　2023年3月3日の記事執筆時点、フォロワー24000人とそこそこのフォロワー数を抱える「@darknesstimetraveler」氏は、自称「2858年の未来からやってきた」と語り、今後起こりうることをTikTokに投稿。

　その中で今回話題となっている「2023年に起こること」という投稿は非常に興味深く、中でも「長寿の秘訣が解き明かされる」という内容は非常にセンセーショナルなものです。

　仮に「長寿の秘訣が解き明かされる」のであれば、年内に医学が飛躍的に進歩するほどの、とんでもない発見があるということなのでしょうか。

■　すでに一部の予言はハズレてる

　ではそれを含めて、自称未来人が予言した「2023年に起こること」を紹介していきます。

2月28日：宇宙人が地球に上陸。地球を乗っ取るという同じ夢を「誰もが見る」。
4月 2日：酸素に取って代わり寿命を50年延ばす新元素が発見される。
5月 4日：火星で人骨が発見され、人類が火星にいたことが判明。
8月26日：マリアナ海溝の底でメガロドン4体発見。

　なんともツッコミどころ満載な予言ではありますが、「長寿の秘訣が解き明かされる」理由は、4月2日の酸素に取って代わり寿命を50年延ばす新元素が発見されるということなのでしょうか、非常に謎が残ります。

　それ以前に、まずもって2月28日は既に終了してます。

　つまり、2月28日に関しては、この時点で「アタリ」か「ハズレ」の答えを出すことができるわけですが……空気を読まない回答をして本当に申し訳ない。少なくとも自分は「宇宙人に侵略される夢」を見ていないのです。

　皆様は「宇宙人に侵略された夢」を見ましたでしょうか。「誰もがみる」という非常に過酷で厳しい条件をつけるのであれば……残念ながら宇宙人の夢は「ハズレ」ということとなります。

　案の定、TikTokにはこちらの予言に関して……

「少なくとも2月28日にはなにもおきなかったぞ」
「しょっぱなから嘘がバレた、終了」
「2月28日に宇宙人の夢なんかみなかったぞ」
「家族や友人もエイリアンの夢をみてないそうだぞ」
「2月28日に宇宙人の夢をみなかったのですが……」

　など、散々たるコメントが寄せられております。中には「念の為に言っておくが……これはパロディだぞ」と、冷静に突っ込む閲覧者も。

■　これはパロディだぞ！

　まだ他にも予言があるので、そのうちのいくつかが当たる可能性は残されておりますが、次の4月2日「酸素に取って代わり寿命を50年延ばす新元素が発見される」という予言は、時間が差し迫っています。

　ただし、@darknesstimetraveler氏は「私が偽のタイムトラベラーだと信じているすべての人へ、2023年のこれら5つの日付を覚えておいてください」と強気な姿勢を見せております。

　はたして予言は的中するのでしょうか。まあ、今なら遅くない、ちょっと保険をかけて、2024年にアメリカでトランプ氏が大統領に再選されるという、それっぽい予言でもいいんだぞ。信じるか信じないかはあなた次第。

＜参考・引用＞
デイリー・スター
darknesstimetraveler（@darknesstimetraveler）

（文：たまちゃん／イラスト：山口弘剛）