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鹿児島に「パリピそうめん流し」があるらしい ウワサを確かめてきた

おたくま経済新聞 / 2023年5月3日 15時0分

鹿児島に「パリピそうめん流し」があるらしい ウワサを確かめてきた

鹿児島にパリピ気分を味わえるそうめん流し器があるらしい 真相を確かめてきた

 鹿児島県指宿市にある「唐船峡」と言えば、回転式そうめん流し発祥の地として知られる観光名所。創業から60年以上が経過した2022年から、新たな試みを始めているのだとか。

 それが今回紹介する「パリピそうめん流し」こと「光る!そうめん流し器」。唐船峡公式ツイッターが紹介した動画には、そうめん流しの台がまるでクラブのLED照明のように七色に光る様子が映っています。鹿児島在住の筆者としてはこれは気になる……ということで、シーズンを先取りして体験してきました。ヒーウィゴー!

 市内から車を走らせることおよそ1時間強。国道から入り込んだ路地の先に、唐船峡はあります。

唐船峡の入り口

 石造りの階段を下っていくと、現れるのは昔ながらの情緒あふれるそうめん流し場への入り口。この雰囲気だけで気分が上がってきます。

石造りの階段

情緒あふれる店内入り口

 唐船峡は先に食券を購入し、席を確保してから、注文を行うシステム。そうめん流し器全91台を有する広いフロアの、どこにあるのかな……と見回したところ……。

七色に光るそうめん流し器を発見

 あ……あったぁー!七色に光り輝く席番号【407】の台は、やはり抜群の存在感を放っていました。緑が覆い茂り、側には清流が流れる景観の中にパリピ感あふれるLEDが目立たないはずがありません。

 早速席に着こうとしましたが、筆者が訪れた際にはすでに先客がいたため、空くまでしばらく待つことに。このレインボーそうめん流し器は2023年4月時点では1台しかないため、取り合いになることは必至。訪れる際は待つことを前提に、空いていたらラッキーくらいの心持ちでいるのが良いでしょう。

近くで見るとより迫力があります

 そうしているうちに席が空いたため、受付で席番号を伝え、いざ着席。近くで見れば見るほど、その輝きに夢中になってしまいます。

近くの石柱にはPOPも

 近くの石柱には「光る!そうめん流し器」のPOPが。なるほど、これは創業60周年を記念して、そうめん流し器をメンテナンスする「有限会社 鶴松機工商会」より贈られたもののようです。まさに節目を祝うにふさわしいド派手な外観には、子どもたちも大喜びしていました。

 ここへそうめんを流し入れると、「キャア~」という子どもたちの歓声が。例えるなら、卓上はまさにそうめんのテーマパーク。陽気なBGMでも流れてきそうな光景に、筆者も思わずテンション爆アゲになりました。

そうめんが流れるだけでテンション爆上がり

そうめんをすくうのも楽しい

 もちろん、つるつると柔らかくもしっかりとした麺のコシ、そして全国的にも有名な甘みのある特製のめんつゆで食べるそうめんは、昔から変わらぬ伝統の味。絶品に舌鼓を打ちつつ、あっという間に完食となりました。ごちそうさまです。

もちろんそうめんは最高品質

 県外からの観光客はもちろんですが、県内に住む方でも「光る!そうめん流し器」の存在をまだ知らない方も多いはず。この座席に座れば、誰もがパリピ気分を味わえること間違いなしですよ。

明日、3月10日(金)から、営業再開いたします。
皆様のお越しをお待ちしております。#唐船峡 #指宿市 #そうめん流し pic.twitter.com/iFtgJhe9Zo

— 指宿市営唐船峡そうめん流し (@Ibusukitosenkyo) March 9, 2023

<参考>
指宿市営唐船峡そうめん流し(@Ibusukitosenkyo)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2023050304.html

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