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松屋・幻の商品「チキン定食」が復活 伝説の一品を目と舌で確かめてきた

おたくま経済新聞 / 2023年6月13日 15時0分

松屋・幻の商品「チキン定食」が復活 伝説の一品を目と舌で確かめてきた

鉄板でこんがり焼き上げられたハムのような形状のチキン

 松屋の「懐かしのあのメニュー」シリーズに「チキン定食」が登場しました。1980年初登場のメニューで、当時は80店舗弱でしか販売されなかったという、古参松屋ファンでも知る人ぞ知る「幻の商品」。

 それが40年以上の時を経て、6月13日の午前10時に期間限定で復活したので、この目と舌で伝説の一品を確かめてきました。

 お店に到着すると幻のメニューの復活を祝うように大きなタペストリーが掛けられています。

お店に到着

 ワクワクしながら店内に入り、「チキン定食 肉4枚」(税込780円)の食券を購入。

「チキン定食 肉4枚」(税込780円)の食券を購入

 ご飯は「並盛」「大盛」「特盛」がどれも同じ料金だったので、もちろん「特盛」を選択しました。食券を店員に渡し、待つこと約5分。伝説がその姿を現しました。

幻のメニューの復活を祝うように大きなタペストリー

■ にんにく醤油とチキンの相性が抜群!

 お皿の上には、鉄板でこんがり焼き上げられたハムのような形状のチキンが、ドーン!と4枚盛り付けられています。

「チキン定食 肉4枚」(税込780円)

 キツネ色に焼き上がったチキンとにんにく醤油のソースの香りが、からっぽの胃袋をどんどん煽ってきます。やば……。思わず声が出てしまいました。これはご飯を特盛にしておいて良かったと確信。それでは、いただきます!

幻のメニューが復活!松屋の「チキン定食」を食べて40年前にタイムスリップ

 箸でチキンを持ち上げると、空白の40年の月日の重さを実感。真っ白いご飯の絨毯の上に乗せた時のコントラストは最高です。チキンをガブリと一口。お肉は柔らかくてジューシー!玉ねぎの甘みとにんにく醤油がチキンの旨味をさらに引き出していて、食べた瞬間「フフッ」と笑ってしまいました。そして、ご飯がハンパなく進みます。数分前の自分を褒めてあげたい!

箸でチキンを持ち上げると、空白の40年の月日の重さを実感

真っ白いご飯の絨毯の上に乗せた時のコントラストは最高

■ 本格麻婆やハンバーグと合わせた定食も

 しかし、始まりがあれば終わりもある。幸せな時間は、まるで幻だったかのようにあっという間に過ぎ、お皿の上のチキンも残り1枚。特盛だったご飯もあと少ししかありません。「また、いつでも会える!(食える!)」と自分に言い聞かせ、最後のチキンを口の中へ。最後のひと時を堪能。

お皿の上のチキンも残り1枚。特盛だったご飯もあと少し

 今回も完食。ごちそうさまでした!40年前の幻のメニューを味わうことができて大満足。復活させてくれた松屋には感謝しかありません。ありがとうございます。チキン定食は今回食べた「肉4枚」の他に「肉3枚」(税込680円)、さらに「チキン盛合せ富士山豆腐の本格麻婆定食」(税込890円)や「チキン盛合せデミグラスソースハンバーグ定食」(税込1130円)などのメニューもラインナップされています。

今回も完食。ごちそうさまでした!

<参考>
松屋オフィシャルサイト「ニュース」

(取材・撮影:佐藤圭亮)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2023061306.html

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