【本音レビュー】猫マスター・響介コラボ「ぱくぱくローラー」が登場!折角なので我が家の「お掃除3種の神器」と本気比較
おたくま経済新聞 / 2023年6月20日 15時0分
にゃんふるエンサー・響介さんとのコラボモデル「ぱくぱくローラーRikku(リュック)」税別3000円
ペットの抜け毛掃除で人気の「ぱくぱくローラー」。犬や猫を飼っている人ならば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
そのぱくぱくローラーから、猫マスターとして知られるにゃんふるエンサー・響介さんとのコラボモデル「ぱくぱくローラーRikku(リュック)」税別3000円が、6月20日に発売。メディア向けサンプル品(※)を1ついただいたので、いろんな掃除道具と比較し「本音レビュー」をしてみました。
当編集部では猫の話題を多く扱うこともあり、かねてより「ぱくぱくローラー」の評判は耳にしていました。また、過去に記事化協力していただいたこともあり、響介さんがSNSで激推ししている事も知ってはいましたが……なんとなく購入するには至っていませんでした。
ネットの口コミは見るけれど、普通の掃除道具で私自身は落ち着いてしまっていた、というのが最大の理由です。
興味はあったけど、これまで触れる機会がなかった「ぱくぱくローラー」。その実力がウワサどおりのものなのか?イチ猫飼いとしても確かめていきます。
※メディアに提供される「サンプル品」とは:気に入ったら紹介してください。紹介しなくても可。というわりとユルい感じでメーカーなどから無償提供される商品です。サンプル品という名称ですが、実際の商品と同じです。
■ 猫社員3匹に思う存分カーペットでゴロゴロしてもらったサンプル提供いただいたのは、響介さんの愛猫リュックが描かれたモデル。
黒とピンクの肉球やぐるぐるの鍵しっぽも忠実にデザインされています。か、かわいい……!猫好きならばデザインだけでも買ってしまいそうになるビジュアルです。かわいい(二度目)
しかし今回は、本音レビューが目的。その実力をたしかめるために、弊社の猫社員3匹を筆者の自宅に招待し、3日ほどリモートニャークしてもらいました。その間してもらったのは、玄関にあるカーペットでひたすらゴロゴロしてもらうこと。
普段ならばウワァとなる毛まみれ状態をつくってもらいました。
ちなみに猫社員は、猫社員リーダーのラッキーさん(三毛・長毛/推定4歳)、ハッピーさん(茶トラ・短毛/推定1歳)、ラブさん(茶×白・不明/推定3か月)というご機嫌なメンバー。全員、拾われたり、押しかけてきたり、エサ泥棒しに飛び込んできてそのまま居座ったりした野良上がり。面構えが違います。
こうして用意した毛まみれカーペット。3日掃除しなかっただけでこうなるのかぁ……という絶望感しかありませんが、普段つかう掃除道具と比較していきます。
【日常使っている掃除道具】・ペット用のくし(カーペットのときはよく使っています。ただしカーペットが若干傷むのがデメリット)
・コロコロ(もはや相棒。月3~5ロールは消費しています。しかし、表面しか毛が取れないのが悩み)
・ダイソンの掃除機(最強!最強!カーペットのしつこい毛はイチコロ。ただし連続使用時間が短めなのが悩み)
■ 我が家のお掃除3種の神器VSぱくぱくローラー玄関のカーペットは、ちょうど縦4列×横6列あるマス目のデザイン。縦1列ずつ各1種ためしていきます。1回の使用は1列3マス。それを違うマス目で2回行い、2回分で結果を比較します。
▼お掃除界の異端児「くし」ある時ふとカーペットをかいてみたところ、思いのほか毛が取れたことから以来使うようになった「くし」。3マスぶんを端からしっかり縦にかいていきます。いつもどおり綺麗に取れました。安定のキャッチ力。
普段はこのあと、コロコロで仕上げています。端っこのほうが若干とりにくく、細かい毛も取り切れないからです。2重の手間がかかるけど、わりと短時間ですませられるのがメリット。
▼お掃除の定番「コロコロ」衣類相手ならば最強、しかしながら毛まみれのカーペット相手になると一気にその力が弱くなるのが「コロコロ」。よって普段、カーペットを掃除するとき単体で使用することはありません。
期待せずにコロコロ……。案の定、カーペットの毛に絡んだ猫毛は取り切れていませんでした。
やっぱりな……でも大丈夫だ、おまえには別で活躍できる場所が沢山ある。落ち込むな……!
▼猫毛界の覇者「ダイソンの掃除機」某スーパーの店頭クジでもらった、猫毛界の覇者「ダイソンの掃除機」。充電時間が長く、連続使用時間が短いため家中一気に掃除する!というのには不向きですが、ちょこちょこ掃除では抜群の効果を発揮します。
先端を専用のものに変えて、ブオーン。多少力がいるのでしっかり押して3往復。安定のキャッチ力でした。しっかりカーペットの中まで入り込み、毛をかき出してくれたようです。
やっぱすげーよダイソンさん!
※パック袋型ではないため、吸い込んだ猫毛は一旦ビニール袋に出して撮影しました。
▼お掃除界の人気者「ぱくぱくローラー」ついにラスト。お掃除界の人気者「ぱくぱくローラー」。人気者と紹介する根拠は、総出荷数量100万台超えという実績。日本のみならず、世界中で利用されているそうです。おめ、すっげーな!
特徴はなんといっても、ペットの毛を取る部分が「エチケットブラシ」であること。開発・発売がエチケットブラシメーカーの日本シール株式会社であることから、同社得意の技術がふんだんに盛り込まれています。これは……完全に初・体・験。
まずはかるくコロコロ……。なんか引っかかる感じがありますね。ダイソンの掃除機みたいに、若干押し込む力が必要そう。前後にコロコロ、コロコロ。とりあえず3往復ほど行いました。本当にこんなんで取れるんですかねぇ。
とりあえずコロコロ後に、ゴミを収納している箇所を開いてみました。パカッ。
うそだろ……。ごっそり取れてる。
といっても信じられない人が多いでしょう。どうせ商品レビューなんだから褒めちぎるに違いない!と思ってるそこの貴方!!私も読者側なら同じことを考えます。よって、今回2回同じ事を繰り返してそれぞれ採取したんですが……。2度ともごっそり。
次より写真で比較していきます。
■ もう何も言うまいうーん。べた褒めしたくはないんですが、「すごかった」です。めちゃくちゃ取れる。猫毛が……。いままで取り切れないことも多く、結構時間をかけて掃除していたのですが……。なんだこれ。
とりあえず2回分採取した写真をご覧ください。以下の通りです。(2枚目でくしが並んでいないのは、途中で猫が転がしていったからです。ご容赦を)
上から撮影すると、「ぱくぱくローラー」のほうが薄くみえますが、横から撮った写真でみていただくとわかるように、実はボリュームがあり密度が無いように見えるだけで、しっかり取れているのがわかります。ダイソンは言うまでも無く安定のキャッチ力ですが、掃除機に負けないレベルとは……。本当にビックリ。
なお、1回目と2回目で「ぱくぱくローラー」の採取量が違うのは、恐らく私の「慣れ」の問題です。1回目ははじめてということもあり力加減が分からず2回目より軽め。2回目はコツが分かりしっかり押して往復させました。わざと猫毛の多いところを採取したわけではありません。自分でもこの違いに驚いたほどです。コツつかむとこんなにも取れるんだと。
■ 結論「猫飼いにマジでおすすめできる」このぱくぱくローラーのメリットはなんといっても、何度も使えること。今回行いませんでしたが、水洗いもできるとのことなので、衛生面でも安心して使い続けることができそうです。
このあとカーテンに付着した猫毛や、リビングのカーペットとためしてみましたが、ほんと驚くほどごっそり。あまりに取れるのが楽しくて、家中コロコロしまくっていたら翌日手が痛くなったのはここだけの話です。やりすぎ注意だゾ!
ただし、掃除機のように吸い込んだりはしないので、毛を取るのは「ぱくぱくローラー」におまかせして、掃除機で最後しあげる、という感じで今後は愛用していくことになると思います。
コロコロやくしは使用頻度がへるかもしれませんが、それぞれ「ちょっと掃除」には便利であることはかわりありません。これらは、このまま併用して“いいとこどり”して使っていこうかなと。
なお、今回レビューに使用した、響介さんとのコラボモデル「ぱくぱくローラーRikku(リュック)」は数量限定。各ECサイトで6月20日より販売されます。
<記事化協力>
響介さん(@HOMEALONe_ksk)
日本シール株式会社
(宮崎美和子)
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