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ホリエモン発案の話題のパン屋「小麦の奴隷」ってどんな店?行ってきた

おたくま経済新聞 / 2023年6月22日 16時18分

ホリエモン発案の話題のパン屋「小麦の奴隷」ってどんな店?行ってきた

小麦の奴隷「浜松店」のカレーパンのアップ

 巷で話題のパン屋「小麦の奴隷」。そもそもお店の名前自体、かなり斬新ですが味の方はどんなものでしょうか。本当に奴隷(トリコ)になるのでしょうか。

 筆者の近所にもオープンしたので行ってきました。

■ 小麦の奴隷とはどんな店?

 小麦の奴隷は、堀江貴文氏が主催するオンラインサロン「HIU(堀江貴文イノベーション大学校)」から生まれた「地方活性型エンタメパン屋」。このため過去のプレスリリースでは「ホリエモン発案エンタメパン屋」と紹介されています。

 そして斬新な名前の由来は、公式サイトで以下のように紹介されておりました。

とある昔、私たちは子孫繁栄のため穀物を育て、小麦の奴隷となった。そして現代 、おいしいパンをはじめとする小麦の奴隷となっている。焼きたてのあの香りが忘れられない。今日食べても、また明日食べたい。そんな、地域の厳選食材を組み合わせたパンをお届けします。
(引用:小麦の奴隷)

 なるほど、小麦の奴隷となった我々を表した「比喩」のようなものでしょう。なんとも、斬新で奥深いネーミングです。

 ちなみに、運営会社は株式会社こむぎので、事業所はなんと北海道の大樹町にあります。

 ホリエモンが主催するオンラインサロンから生まれたプロジェクトと聞くと、ITを常に意識する我々としても気になってしまう。ということで早速筆者の自宅近くにオープンした「小麦の奴隷 浜松店」(4月18日オープン)に行ってきました。

小麦の奴隷「浜松店」外観

 到着してまず目についたのが、駐車場の横にある看板。まっしろな背景に、テプラで貼り付けたような「小麦の奴隷 浜松店」という文字。実にシンプルです。

小麦の奴隷「浜松店」の看板

■ 店内の様子

 店内に入っていきます。この日は朝9時オープンで、店内に入ったのは9時5分頃。人気の「ザックザクカレーパン」が、直ぐに完売するということなので、急いで向かった次第です。

 案の定、すでに先客たちが「ザックザクカレーパン」を購入していました。店内は、よくあるパン屋のような感じでオシャレ。「奴隷」感は一切ありません。

小麦の奴隷「浜松店」の店内の様子

 なお店内は、「撮影自由でSNSに上げ放題」という粋な計らい。やはりこのような時代ですからSNSでバズらせる事を目的として、写真を撮影してもらいたいわけですね。

 また、店員も「フリー素材」と記載されております。つまりこのお店では「他のお客さんが写り込まないようにすれば」、店内も店員も撮ってもOKということ。

小麦の奴隷「浜松店」の店内の撮影自由のチラシ

 ではお目当ての「ザックザクカレーパン」を探してみると……ありました。かなり目立つラッピングで鎮座しておりました。そしてその横にはあのお方のありがたいお言葉が。

小麦の奴隷「浜松店」の店内のカレーパン

 「ネガティブなことを考えている間に働け」……だそうです。時間がもったいないですからね。

小麦の奴隷「浜松店」の店内のホリエモン

 ということで、ネガティブなことを考えている間もなく、「ザックザクカレーパン」290円(税込)を購入。包装紙がオレンジで実にオシャレです。

小麦の奴隷「浜松店」の袋

■ 「ザックザクカレーパン」を食べてみた

 今回は話題の「ザックザクカレーパン」だけでなく、「ホワイト(塩パン)」も同時に購入。カレーパン以外の味も確かめてみることにします。

小麦の奴隷「浜松店」のパン

 まずは「ホワイト(塩パン)」からです。

 これは意外。見た目からは想像つかないほど、パンに弾力があり、外はパリパリ中はしっとり。しかも弾力がありすぎるせいか、噛むのが大変という状況。しっかりこねた証なのかもしれません。

小麦の奴隷「浜松店」の塩パン断面図

 そして、いよいよ「ザックザクカレーパン」を食べてみます。実はこの「ザックザクカレーパン」は、小麦の奴隷の看板商品というだけでなく「カレーパングランプリ」で2020~2022まで3年連続金賞を受賞している商品。味についてもお墨付きがあるわけです。

 見た目はなんといっても、「映えるでしょ」と言わんばかりの風貌。カレーパンに四角いクルトンが無数にくっつけられています。一見すると鈍器の先っぽ。世紀末的何かすら感じさせる風貌です。

小麦の奴隷「浜松店」のカレーパン

 まずはひとかじり……。

 ザクッ!めちゃくちゃ硬い!このザクザクは表面につけられたクルトンが原因。食べるとかなりハードな食べごたえです。ザクザクというより、バリバリといった感じ。

 パンの中には「じゃがいも」がゴロッと入っており、「小麦の奴隷」が生まれた地である「北海道」らしさをアピール。

 もちろんカレーパンとしては旨い。言うことなし!といった感じですが、それ以上に食感が衝撃的すぎるのです。さすが「カレーパングランプリ(R)」で3年連続金賞を受賞しているだけあります。

小麦の奴隷「浜松店」のカレーパンを割ったところ

 とにかく、食感や名前のインパクトを楽しんでもらい、まさに「奴隷」となってしまいそうな、「小麦の奴隷」。現在100店舗を達成されているということで、ホリエモン本人もツイートしております。

 今後もさらなる店舗数の増加、そして斬新なパンが誕生することを期待したいものです。

<参考>
小麦の奴隷(公式サイト)
浜松市初出店!ホリエモン発案エンタメパン屋【小麦の奴隷】浜松店4月18日オープン

(たまちゃん)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By たまちゃん | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2023062206.html

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