チャットツールの謎マナー……メンションする際に「さん」付けする?しない?
おたくま経済新聞 / 2023年8月29日 16時22分
チャットツールの謎マナー……メンションする際に”さん”付けする?しない?
SlackやTeams、Discordといったチャットツールは、今やコミュニケーションの必需品。プライベートはもちろん、ビジネスシーンにおいても有効的に活用している方は多いと思いますが、どうやら利用時の「あるマナー」が問題になっている模様。
それは「メンションを用いた際、”さん”を付けるか、否か」というもの。この問題、あなたはどう考えますか?
そもそもメンションとは、チャットグループ内において「自分のメッセージを読んでほしい相手を指定する機能」のこと。言うなれば、直接肩を叩いて話しかける行動といったところでしょうか。これにより関係のない方が反応する必要がなく、スムーズにやり取りを行うことが出来ます。
また、こうしたチャットツールを使う場合、ユーザー名は本名やニックネームを用いるパターンも多いため、メンションを付けた場合、一見すると呼び捨てのように感じられるのも”さん”付けを迷うひとつの要因かもしれません。やり取りをしている相手はもちろん人間ですし、発言を多くの方が見ているわけですから、”さん”をつけたくなる気持ちも分かります。
■ 筆者個人としては”さん”付け不要派しかしながら、筆者個人としては「”さん”はつけなくても良いのでは?」と考えている派。メンションは単なる制御記号であって、利便性のために名前のような文字列を設定しているだけであり、決して名前ではないからです。本来のメンションの目的・用途から考えれば”さん”は不必要のはず。
ひとつだけ、意図的に使うことがあるとするならば、文中に名前のような呼び方で使うときでしょうか。これ以外の場合は、メンションはメッセージを送る宛先のようなものだと思っているので、わざわざ”さん”を付けることはしません。
■ ”さん”付けしない派が多数 謎マナーとして定着は避けるべきネットの声を拾ってみると、やはり基本的には「付けない」派が多数である模様。一方で、「付けなくていいとは思うけど、まわりが付けているので自分も」「部内では付けないけど部外では付ける」といった声も。時と場合によって使い分けているといった方も多いようです。
一度文化として定着してしまうと、”さん”を付けないのは失礼かもしれないという空気が醸成され、常に付けなければならないという気持ちになってしまいます。こういったマナーのようなものは伝染力が高く、あっという間に定着してしまうため、生産性を下げる原因にもなりかねません。
「メールの宛先は偉い人順」「はんこ少し傾けて押す」に代表される謎マナーとして、ビジネスシーンで定着しないことを切に願うばかりです。
(山口弘剛)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「欠勤のチャット連絡は失礼、電話かメールで報告すべき」という文化を変えるためにコンサルが勧めたこと
プレジデントオンライン / 2024年7月9日 8時15分
-
出されたお茶を飲むのはNG?【ビジネスマナー】「謎マナー」の実態と正しい対応とは
ananweb / 2024年7月6日 20時50分
-
いきなり電話をかけるのは失礼⁉ SNSやメールのマナーで、礼儀正しさが本物か見せかけだけかがバレる
OTONA SALONE / 2024年7月6日 11時15分
-
「業務時間外に連絡してくる上司」から逃げる方法 休日の業務指示からあなたの時間を守るには
東洋経済オンライン / 2024年6月20日 20時0分
-
音声チャットアプリ【Buz】コミュニケーションをより簡単に|使い道から特徴・使い方を紹介
PR TIMES / 2024年6月20日 17時45分
ランキング
-
1LinksysのWi-Fiルータが平文でAmazonに機密情報送信、消費者団体が警告
マイナビニュース / 2024年7月16日 9時33分
-
2Excelをノーコードで自動化しよう! パワークエリの教科書 第10回 フォルダーからデータを取得する方法
マイナビニュース / 2024年7月15日 11時0分
-
3「最高すぎ」 どう見ても「KAT-TUN」にしか見えないファミマに爆笑 「亀梨くんも入れてあげて」
ねとらぼ / 2024年7月15日 8時30分
-
4田中れいなの結婚&妊娠発表に元バンド仲間もビックリ 7月再会報告も「本当に我々メンバーも気付きませんで」
ねとらぼ / 2024年7月16日 12時50分
-
5「MAX」元メンバー、21歳で加入→「脱退劇」後の現在は……ささやかれた“疑惑”巡り「私の努力不足」「プロの中に素人が入っちゃった」
ねとらぼ / 2024年7月16日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください