乳幼児と過ごす年末年始は飾り物やプレゼントの誤飲に注意!消費者庁が注意喚起
おたくま経済新聞 / 2023年12月8日 12時0分
乳幼児と過ごす年末年始は飾り物やプレゼントの誤飲に注意!消費者庁が注意喚起
クリスマスやお正月など、年末年始はイベントが盛りだくさんですが、乳幼児のいる家庭は特に注意が必要な時期です。ツリーや鏡餅の飾り、新しいおもちゃなどは、実は危険がいっぱい。時節ならではの窒息や誤飲について消費者庁が注意を呼び掛けています。
X(Twitter)への投稿によると、3歳児の口の大きさは約4cm。これより小さいものには、取り扱いに十分注意が必要とのこと。
特に用心したいのが「小さな物、部品が外れる可能性があるものは飾らない」「プレゼントを贈る側・受け取る側の双方の大人が、安全性を確認」「兄姉の玩具にも注意」という3点。ひとつひとつ保護者が丁寧に確認しましょう。
■ 消費者庁HPでは具体例を紹介消費者庁のホームページでは、実際に起きた事故の事例も紹介されています。
「子どもがクリスマス飾りの部品を誤飲した疑いがあり受診したところ、X線検査で小腸内に約5mmの釘が見つかった」(1歳)
「鏡餅のパックを子どもの近くに置いておいたところ、中からプラスチック製の飾りの橙を取り出し口に入れていた。へたの部分が無いため誤飲を疑い受診した」(1歳)
「保護者がクリスマスの飾りを出しているところに一緒にいて、光る飾りをなめて、中のボタン電池を飲み込んでしまった。飾りを投げて壊し、蓋が取れてしまったようだ。X線検査にて胃内に確認された」(0歳9か月)
こうして具体例を挙げると、いずれもゾッとする事例ばかり。この他、「クリスマスプレゼントとして与えられたマグネットボール(強力な磁石のセット)を3歳児が誤飲して腸を挟んで穴が開く事故」も。年末年始はなにかと気が緩みがちな時期ですが、常日頃以上に子どもの動向に気を付ける必要があるのです。
■ 万が一に備えて、応急手当方法の見直しを万が一、こうした事故が起きてしまった場合、すぐに応急処置が必要です。
こども家庭庁が公開している「こどもの事故防止ハンドブック」の「もしもの時の応急手当方法」では、「やけどをしてしまった時」「異物を飲み込み喉に詰まってしまった時」など、事例ごとにさまざまな応急処置の方法が記載されています。
クリスマスやお正月はもうすぐ。事件事故が起きないに越したことはありませんが、もしもの時に備えて、これらの応急手当方法も今一度、見直してみておいてはいかがでしょうか。
【 #クリスマス #お正月 ― 飾り物やプレゼントの誤飲に注意】
3歳児の口の大きさは約4cm。これより小さいと誤飲や窒息の危険が!
○小さな物、部品が外れる可能性があるものは飾らない
○プレゼントを贈る側・受け取る側の双方の大人が、安全性を確認
○兄姉の玩具にも注意https://t.co/0tFUci7QZq pic.twitter.com/GBjr3oUjwn
— 消費者庁 子どもを事故から守る! (@caa_kodomo) December 6, 2023
<参考・引用>
消費者庁 子どもを事故から守る!公式Xアカウント(@caa_kodomo)
消費者庁HP「Vol.642 クリスマスやお正月―飾り物やプレゼントの誤飲に注意!」
こども家庭庁HP「こどもの事故防止ハンドブック」「もしもの時の「応急手当方法」」
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2023120803.html外部リンク
この記事に関連するニュース
-
年末年始の「12月」と「1月」は毎年家計が厳しくなりますが、今年は物価上昇もあり、足りるか不安です。今から準備をしておく方法や、使いすぎないためのコツがあれば教えてください。
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月20日 6時20分
-
給食をのどに詰まらせ…1歳児死亡 幼い命を守るために保育現場や家庭で必要な対応とは? 専門家に聞く、もしものときの救急法 北海道
北海道放送 / 2024年11月19日 21時42分
-
保育園の給食で1歳男児が離乳食をのどに詰まらせて窒息死 認可保育園の運営会社が会見で事故の詳細を説明「毎日かわいがって保育してまいりましたので…本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」
北海道放送 / 2024年11月15日 17時56分
-
【ハロウィーン】子どもの「タトゥーシール」でトラブル 消費者庁の注意喚起に「大変参考になります」「確認していただきたい」
オトナンサー / 2024年10月26日 10時10分
-
タトゥーシールで肌トラブル 特に子どもへの使用は要注意
おたくま経済新聞 / 2024年10月24日 16時0分
ランキング
-
1明石家さんま、VTuberになっていた―デビュー配信からホロライブ、にじさんじとコラボした謎の新人「八都宿ねね」の正体に宝鐘マリンらも驚愕
インサイド / 2024年11月22日 10時20分
-
2川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
ねとらぼ / 2024年11月22日 7時30分
-
3Anker製品「最大56%オフ」 Amazon ブラックフライデーで 割引率と製品数は2023年よりもアップ
ITmedia Mobile / 2024年11月22日 7時10分
-
4就活で「無双できる」印象の上げ方 第21回 使うと恥ずかしい「間違い敬語」はまだある!
マイナビニュース / 2024年11月22日 6時9分
-
5猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
ねとらぼ / 2024年11月22日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください