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メガネが壊れた時の応急処置は爪楊枝とテープが最強 メガネのプロが紹介

おたくま経済新聞 / 2024年3月12日 18時0分

メガネが壊れた時の応急処置は爪楊枝とテープが最強 メガネのプロが紹介

メガネが壊れた時の応急処置は爪楊枝とテープが最強 メガネのプロが紹介

 メガネを愛用している方にとって、急な破損は困りもの。そんな時は「爪楊枝」と「テープ」があれば、応急処置ができるかもしれません。

 埼玉県・サカタメガネ4代目店主の坂田頼彦さんがその方法をXで紹介しています。これは全メガネ民必見!

 坂田さんは、サカタメガネの店主であり、1級眼鏡作製技能士の資格をもつメガネのプロ。そんな坂田さんが今回紹介したのは、4パターンの破損に応じた応急処置法。いずれも使用する道具は爪楊枝とテープのみと、たとえ出先でもすぐに揃えられる点も良いですね。

■ 4パターンの破損に応じた応急処置法

 ひとつめは「レンズが外れた時」。この場合は再度レンズをフレームにはめ込み、外周をテープで固定します。

 ふたつめは「蝶番のネジが取れた時」。ネジがあった箇所に爪楊枝を刺し入れ、短く折ればOKです。

メガネが壊れた時の応急処置法

 残る2つは鼻パッドの上部にある「ブリッジ」や、レンズから耳方向に伸びる「テンプル」が折れてしまった時。この場合は爪楊枝を添え木にするような形で当て、テープで固定すれば完了です。

メガネが壊れた時の応急処置法

 いずれももちろんこのまま使い続けられるわけではありませんが、メガネ店に持ち込むまでの、最低限の応急処置としては十分でしょう。

■ 接着剤を使うのはNG

 なお、坂田さんによると「接着剤を使うのはNG」。接着剤は素材を痛めてしまい、治るものも治らなくなってしまうとのこと。筆者も以前独断で瞬間接着剤を使ってしまい、うまく治らなかった上にフレームやレンズが白化してしまったという苦い経験があります……。

メガネが壊れた時の応急処置法

 それだけでなく、メガネ店での修理に別途費用がかかってしまったり、修理そのものを断られてしまうケースも。見た目にやや難がありますが、爪楊枝やテープによる応急処置がやはりベストであるようです。

 メガネの愛用者はもちろんですが、周囲にメガネが壊れて困っている人がいたら、ぜひ今回坂田さんが提案した方法を教えてあげてください。

非常時にメガネが壊れてしまった方のために、応急処置をまとめました。 pic.twitter.com/hPRPRqj904

— よしひこ|メガネのプロ (@sakata_yoshi) March 11, 2024

<記事化協力>
よしひこ|メガネのプロさん(@sakata_yoshi)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024031208.html

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